ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

形 forme 313号

ミュージアムエデュケーショントビラの高校生ウ????ク美術館の?教育普及?の取り組みをご紹介茨城県水戸市五軒町1-6-8TEL.029-227-8111(代)水戸芸術館ひらけ!教育普及?ミ????ジアム・エデ??ケ??シ??ン?とは美術館や博物館で展示と並行して行われている??美術や文化を主体的に学ぶことを支援するための様々なプログラムのことです??各地の特色ある企画によ??て??ミ????ジアムへのかかわり方は多様にな??ています??今回は??水戸芸術館現代美術センタ??の活動の一つである?高校生ウ????ク?について??担当の森山さんにお話しを伺いました??↑水戸芸術館現代美術センター教育プログラムコーディネーター森山純子「高校生ウィーク」で開催された「そぞろみ部」についてはP24-25 へ 開館二十七年目を迎える水戸芸術館は??時に難解とも言われることもある現代美術の中でも若手の作家や海外ア??テ??ストを積極的に紹介していて??当初から地域の方々への理解を広げることが大きな課題でした??特に高校生は美術館とのかかわりが希薄な年代と言われていますが??多様な価値観を学ぶ題材として現代美術を活用してほしいということから??高校生など十代の若者が毎日利用できる?ハイテ????ンパス?が発行されました??その普及を目的に市内の高校に向けて平成五年に一週間の無料招待を行??たことが?高校生ウ?? ?? ク?の出発点です??当初は作家などによるレクチ????が中心でしたが??その後??会期中の企画展のポスタ??制作など??高校生が主体的に参加できるワ??クシ????プや??来館者が誰でも利用できる無料カフ??の運営を始めました??毎年一??月間にわたり??数々のプログラムを行??ています?? 過去には農業高校の生徒とカフ??内に畑を再現するなど??生徒の特性を生かす取り組みを行?? たり??シニアの方々が制作した作品を展示し??積極的に多世代の人々が集まるような試みも実施しています??大切なのは??ア??テ??ストも含め??様々な人たちがフラ??トな関係で交流でき??何かを始める自由も??何もしない自由も保たれていることです??生徒たちには??世の中には多様な個性や価値観があり??それを自分自身で選択できることを知??てほしいですし??同時に他者への理解も広げてほしいと願??ています?? 実施プログラムの立案は??参加者からも柔軟に取り入れています???写真部?や?放送部?など生徒と地域の方々やア??テ??ストが一緒に活動するプログラム?ブカツ?は??生徒も仲間が三人集まれば提案が可能です??近年では??かつて高校生ウ?? ?? クを体験した方々が後に大学の職員やア??テ??スト??デザイナ??とな??て手伝いに来てくれたり??ブカツの顧問を担当してくれるとい??た動きも出ています??まだ高校生の活動については個人参加が多いため??今後は学校の先生にも興味をも??てもらうなど??生徒と美術館をつなぐ役割を担??ていただきながらお互いに補い合えるよう連携していけるとうれしいですね??はじまりは??高校生の無料招待から??参加者の姿を見て学んでいける場所へ??先生や生徒たちとのつながりをより深く??参加者たちのアンケートでも「様々な人が行き交う駅のような場所」「自分の背負っているものをリセットできる!」など、多くのうれしい声が寄せられています。ペンキ塗りなどの準備から「高校生ウィーク」のはじまり。高校生ウィークOB・OG が制作にかかわることもある個性あふれるパンフレット。「写真部」の活動風景。↑水戸芸術館撮影:仁木 基▼ 高校生ウィークアーカイ部はこちらhttp://hssw.arttowermito.or.jp/? forme No.313