ブックタイトル形 forme 317号
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形 forme 317号
【学びに向かう力、人間性等】やってみたい! と思ったり、今度はどうしようと考えたり、造形的な視点で生活や社会をよくしようと考えたりする力 【思考力、判断力、表現力等】形や色などのよさや美しさを感じたり、考えたり、形や色などからイメージをもつ力今回も、スガ コウサク先生と一緒に考えよう。(採用3年目、ただいま勉強中!)新しい学習指導要領では、全ての教科において、育成を目指す「資質・能力」が三つの柱で整理されています。もちろん教科によってその育み方は違いますが、図画工作の授業では、どのようにして「資質・能力」を育んでいけばよいのでしょうか。実際の授業風景などを見ながら、一緒に考えていきましょう。なことって?のに 図画工作は身体性を基盤とした教科です。手で触ったり、体を動かしたりする中で得られた感覚は、子どもにいろいろな気付きをもたらします。 例えば、一つのリンゴがある時、そのリンゴを実際に見たり、触ったり、味わったり、さらに、かいたり、つくったりすることは一人ひとり全く違う固有の体験であり、そこにはただ一つとして同じリンゴはありません。 また、知識は、他者から一方的に与えられるのではありません。子ども自身が、自らこうしたいという思いを基に、様々な表現手段の中から選び取り、試行錯誤し、実現していく過程で、本当に使える知識が身に付いていきます。表現活動のプロセスの中で「気付き」や「喜び」が得られた瞬間にこそ「資質・能力」は発揮されているのです。授業の主人公は子ども「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間性等」知思学図画工作で育む資質・能力。簡単に言うと……。 【知識及び技能】形や色などについて自分で試して気付いたり理解したりする力や、身に付けたことを生かして工夫する力※ただし「特別の教科 道徳」を除く。※③ forme No.317 小中 高 「資質・能力」は共通なんだね。図画工作ではそれを、身体を動かしながら育むのか。でも具体的にどうすればいいのかな……。