ブックタイトル形 forme 320号
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形 forme 320号
副部長/スケッチ担当いまいみち今井未知イラストレーター。女子美術短期大学造形学科(当時)卒。パリのアトリエ?コントルポワンにて銅版画を学び2000年よりフリーのイラストレーターとして活動。そぞろみ部とは・・・いろいろな場所をそぞろ歩きながら造形的な見方や考え方を使って身の回りのあれこれを眺めてみるまったり系部活動。ここでは、部長と副部長がそれぞれの視点で切り取った形や色やイメージを言葉とイラストでレポートしていきます。今回のテーマは昔話の「桃太郎」。犬、猿、雉をお供に鬼退治に向かうストーリーは恐らく誰もが一度は耳にしたことがあるだろう。基本的には想像上のお話だが、実は全国各地に桃太郎ゆかりの地が存在する(諸説あり)。今回はその中から岡山県岡山市を訪問。いつもとは少し趣向を変えて、そぞろみ部の4人組による桃太郎探訪記をつづった。そろみ部ぞ第12回桃太郎部長/テキスト担当いちかわひろや市川寛也群馬大学学術研究院准教授。妖怪研究家。各地で「妖怪採集」と称するまち歩きワークショップに取り組む。今年の1月より『河北新報』にて「微風旋風」を連載中。フだけでは終わらない?らない?部は??町中にあふれる桃モチ??いる?と?とは言え今回のそぞろみポ?ルの?ルの先端も桃の形にな?てな?て水していた??中央分離帯に並ぶれた桃太郎はホ?スをホ?スを抱えて放乗る桃太郎??消火栓の蓋に描かバスのラ?ピングにはスのラ?ピングには自転車にに膨らんでいる??大通りを走るは??今にも何かが飛び出しそうケ??ド入口に浮かぶ大きな桃そぞろみへ??駅前商店街のア??さんに送り出してもら?ていざてもら?ていざか?そ?その下に座??ていたおばあ先には鬼が島でもあるのだろうたたずまいだ??遠くを望むそのり??昔話から抜け出したような足元には犬と猿??肩には雉が乗く桃太郎の銅像が立??ている??駅机前の広上場でにもは鬼郷退土治のが偉で人きのる如!?てを入手??つまようじを刺せばてしまう??今回は鬼のようじ立郎」は岡山に訪れる度に課金し内にある「備前焼ガチ??桃太こに桃太郎が見つかる??駅の構岡山駅に降り立てばそこかし増殖する桃太郎は我々の想像力次第??で拡張現実が立ちあがる?あ?あとの前に広がる風景と重ねること昔話そのものに形はないが??目おみくじも世界観を演出する??供たちがお出迎え??桃の絵馬や太郎とチ??ミングなチ??ミングな表情のおたらしい?こ?ここでは極彩色の桃いつの間にか国境をまたいでい吉備津彦神社は備前国の一宮??バ??ラ??プする??続いて訪れたゆらめきに幻想と現実がオ??厳かな雰囲気を醸し出す??炎の入れると火のたかれたかまどが「温羅」を祀る御釡殿??足を踏みうらよ??て退治されたとされる鬼ぞろみスポ??トは吉備津彦にもにらみをきかせる?こ?ここのそか桃の実か??屋根の上では鬼瓦の欄干や石灯籠に乗るは擬宝珠腹ごしらえをして境内へ??石段売??ていた??名物の吉備団子で屋では赤鬼が「桃太郎麦茶」を備中国の一宮だ??駐車場脇の茶て知られる吉備津彦命を祀るまつ備津神社??桃太郎のモデルとし次に一行が向か??たのは吉桃太郎の舞台を歩く鬼が島は近いぞ?ぞ?いには「鬼文字」に見えてくる??傷??路地のグラフ??テ??もしま爪跡のようにも見える道路の巻かれた黄色と黒の虎テ??プ??鬼の存在を想像してみる??柱にる歩道の車止めから見えざるのまま??金棒をほうふつとさせ別な意味をもつ??猿と雉は銅像くれた??犬の散歩もここでは特「誰よりも強いんだ」と教えて備津彦神社で出会??た男の子は枝を刈るおじいさんの姿も??吉はやや川幅が広いが??対岸にはチボ??トが停泊中??洗濯するに山城??城下を流れる川にはピ??ぞろみ可能??物語の出発点は岡シ?ンを?ンを駆使すれば肉眼でもそしれない?もちろんれない?もちろん?イマジネ??イマジネ?の鬼は画面越しに見えるのかも「鳴釡神」が出現??なるほど現代だ?ち?ちなみに吉備津神社にはPS連動型のアプリケ?シ?ンアプリケ?シ?ンを巡りながら「鬼」を集めるGれたポスタ??を発見??岡山各地ていると「桃太郎外伝」と書かそんなことを考えながら歩い当代昔話転生27forme No.32026高中forme No.320小