とりあえず保存しておこうの集大成 |
情報科でコンピュータ実習をしていると,ちょっとした文書でも,何らかのデータでも,「とりあえず保存しておきなさい」なんて,生徒に指示する場面は多々ある。ただ,そんな保存データの大半は,大したことのない代物で,二度と使わなかったりする。しかし,データ容量もほんの何キロバイトだったりするので,気にも留められず放置されているという感じだろう。
さて,年度末を迎えて,一年間の授業が終わったところで,保存されているデータを見てみると,リムーバブルな媒体ならば,消去してまた使い回そうかとなるところだが,保存先が共有サーバーだったりすると,なんだか生徒がせっかく作った課題作品のデータもない交ぜだし,しばらくはそのまま残しておこうか,なんてことになって,フォルダごとどっかにまとめられたりして,さらに放置し続けられたりする。ちりも積もればで,そんなデータが何年分も溜まってくると,さすがに目に付くほどの容量になりかねない。さて,ここで一気にすべてをデリートできればよいのだが,やはり過去の生徒の作品はとっておきたいとか,見本データとして使いたいとか。片付けようと思うと,いちいち仕分けしなければならなかったりするのである。
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