ブックタイトルICT-Education_No.51

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概要

ICT-Education_No.51

使用ソフト:Windowsムービー成感」や「成功体験」をより深くメーカー味わってもらった。実習中は机間巡視を盛んに行い,文化祭では,せっかくの作品なできるだけ生徒の手が止まることので普段あまり使われる機会のなのないように配慮した。また,放かった大型ディスプレイを引っ張課後もPC室を開放した。り出し,来場者を迎える昇降口付フリーソフトを使いたいという近に設置した(図4)。希望も出てきた。こうした意見については,自発的・積極的に制作に取り組めている証拠であるため,その点を評価して,なるべく生徒の希望に沿うように配慮した。実習中に優れたアイディアを取り入れている作品があればどんどん生徒にアナウンスした。これはお互いの想像力をうまく刺激し合う効果があり,さらに斬新なアイディアを創出するきっかけになり,相乗効果として大変よかった。完成した作品は各グループの個性が出ており,メンバーで知恵を絞りアイディアをよく練って作り上げたのが伝わってきた。なかには自分達で描いたキャラクターを用いてアニメーション形式の学校紹介ムービーを作成したグループもあり,完成度の高さに驚かされた。この作品は登場人物のセリフを「SofTalk(ソフトーク)」(合成音声によるフリーのテキスト読み上げソフト)を活用した合成ボイスでナレーションしている。●【発表】(7クラス発表,8文化祭発表)クラスの中での鑑賞会と本番の文化祭での上映と,発表の機会を2回設けることで,生徒には「達▲図4文化祭での展示の様子ここで作品上映会(作品の連続再生)を行い,一人でも多くの方の目に触れる機会を作るよう工夫した。狙いどおり,「あれ,何だろう?」とディスプレイの前には自然と人が集まり,足を止めて作品を鑑賞していってくれた。ちなみに,各クラスの作品の発表展示は,以下のとおりである。1「学校紹介ポスター(静止画)」…PC室の壁一面に掲示した。2「学校紹介ホームページ」…廊下にPCを設置し,来場者にクリック操作で閲覧してもらった(図5)。▲図5文化祭のホームページの展示3「学校紹介クイズ(スライド)」4「学校紹介ムービー(動画)」…3,4ともに受付付近の大型ディスプレイで上映した。●【振り返り】(9相互評価,10振り返り)文化祭が終わってから,この授業について,「振り返りプリント」を記述させた。内容については以下のとおりである。■自己評価○作品制作について・工夫した点・苦労した点・作品の表現やわかりやすさ○役割分担について・自分のグループ内での役割分担・グループにどう貢献できたか○その他・使用したソフトウェア・作成時間など■他者評価・効果的に表現できている点・改善したらもっとよくなる点10