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概要

ICT・EDUCATION 2018特別号

Eテレ(NHK 教育)再放送時期未定大人のピタゴラスイッチEテレ(NHK 教育)火曜日 9:50 ~ 10:00(前期)材料のチカラhttp://www.nims.go.jp/chikara/な面白さがあり、生きてて良かったという気持ちさえ与えることができる。ですから、情報科の先生方にもぜひ、情報科学の面白さを生徒たちに伝えていただけたらと思います」 今回、佐藤氏への取材であらためて感じたのは、わたしたち教える側の人間が、情報科で取り扱う学習内容をどこまで本気で面白がれているだろうか、ということだ。日々の行動をノートにプログラムすることで「きちんと生きる」ことを楽しみ、モールス信号を受け取り、信号の意味ではなく向こうに人がいることそのものに喜びを感じ、規則正しく動くものを「可愛い」、「切ない」と評する佐藤氏。これまで佐藤氏の手によって生み出された多くの映像作品の背景には、もちろんたくさんの学問的な知識があるのだが、加えてそうした純粋な眼差しが「面白さを伝える」情熱の根源にあるのだろうと感じた。て、ひとつはこれからの社会を生きていくためには絶対に必要だということ。必要な知見であり、考え方だし、なぜ今デジタルなのか、アルゴリズムとはどういう考え方なのかを知らなければ、うまく生きていけないことは確かです。そしてもうひとつは、ものすごく面白いということ。たとえばハトの巣原理などは基本的な考え方はとてもシンプルなのに、それを敷ふ衍えんすると難解な問題も解くことができる。しかも、それ以上にその考え方に発見的編集部推薦!  授業のヒントが隠れているかも?佐藤先生の映像作品考えるカラス 未来の科学者たちへ~科学の考え方~2013年よりお正月のスペシャル番組として放送されている「ピタゴラスイッチ」の大人版。レイヤーやマージソート、確率論などを映像でわかりやすく表現している。課題を見つけ、観察し、仮説を立て、実験し、その結果をもとに考える「科学の考え方」を学ぶ。実験結果の解説はせず、なぜそうなったのかは自ら考えさせる。物質・材料研究機構(NIMS)が日々研究している物質・材料が持つ興味深い特性やおもしろさ、大切さなどを、シンプルで明快な映像を通じてわかりやすく伝えている。画像提供:NIMS「僕の高校時代にはコンピュータサイエンスはなかったけれど、そういう手順を考えたりすることが元々大好きでした」と佐藤氏。10画像提供:NHK 画像提供:NHKNIMS 公式サイトhttp://www.nims.go.jp/