ブックタイトルICT・EDUCATION 2018特別号
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ICT・EDUCATION 2018特別号
ますが、日本の生徒たちは気後れしてしまう子がほとんど。その気質を変えたいんです。日本人は加工の部分は得意なので、そういうストロングポイントは活かしつつ、ウイークポイントを克服させて、世界に通用する人材を育てたい。そのために情報科でできるのは、表現力や発信力をつけてあげることだと思うのです」 福山大学主催の「高校生CMコンテスト」への応募を夏休みの課題にしたり、「ワールドユースミーティング」など外部大会への参加を推奨しているのも、そうした力 池田先生が情報科を指導するうえでとくに意識しているのは、主体的に情報を収集・加工・発信することをくり返し体験させること。なかでも、発信力の向上をとくに重視しているという。「日本人のウイークポイントは、発信力と表現力。これは、国際交流に関わるようになってあらためて痛感しています。アメリカや台湾の高校生たちは、ディスカッションをさせても非常に活発に発言し「高校生CMコンテスト」は全員参加させるほか、「ワールドユースミーティング」では英語でのプレゼン希望者を授業の一環として募集。外部コンテストにも積極的に参加することで、表現力・発信力を育成している。