ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

ICT-Education_No.53

段階を具体的な数値で記入させる。▲図7実際の風景とトレーシングペーパーに写った像(イメージ)それぞれの格子上では光の強さがどのようになっているかを考えさせる。光の強さを数量的に扱うことをポイントとなるように指導したい。なお,ここでは8段階(階調)として考えることとした。▲図8▲図9画像を光の強さに応じた数量であらわしたイメージ標本点の数量イメージ▲図10量子化のイメージ標本点の明るさの段階(階調)については任意に行えばよいが,量子化,符号化の過程を考えさせると同時に,画像データ量の計算等の学習を進める場合を想定して簡略(8階調)にした。5.まとめディジタル画像の情報は,数値で表現される。このことについて生徒は実習を通じて理解できたのではないかと考える。また,授業の中では,生徒が実際に手に触れたり,自分の目で直接確認したりすることで,興味や関心を高め,積極的に課題を解決しようという姿が見られた。特に,ピンホールカメラ内のトレーシングペーパーに外の風景を確認することができると「あ!見えた。」「あ!写った」という声がいくつも出て,驚きを持って観察していた。なお,標本点や画素(ピクセル)等の用語については,標本化から量子化に至る過程を復習するときに学習することとした。図7の右図を配布し,図10のように明るさの17