ブックタイトル線 Line No.12
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線 Line No.12
ご紹介してきたように、準備と試し書き五分、話し合い十分。練習十分、まとめ書きとふり返り十分。片付け五分。残り五分は余裕時間に位置づけておくのがいいと思います。 準備や片付けの時短は、学年始めの繰り返し練習がどうしても必要だと思います。話し合いの時短は、子どもたちが書写用語を使って基準を見つけ発表する力をつけることが必須となります。そのため、書写用語はカードにしておいて、毎回、意識して使えるようにしています。 教科書の指導書や、この「線 」の前号までに紹介された工夫は、試しています。フェルトで作る筆先くんやスポンジをカットする筆先くん、チョークの粉を水で溶く色つき水書などなど。どれもが子どもたちの興味と理解を手助けしてくれるのを実感しています。 スタンダードを確立し、いろいろなアイデアをちりばめた授業は、子どもたちも、そして教師側も楽しみな時間です。3 練習タイムの工夫4 まとめ書きとふり返り5時間配分は大事ですLine◆レベル 5 ◆レベル 4 ◆レベル 3 ◆レベル 2 ◆レベル 1 基準を確認できたら練習タイムです。練習用紙は何パターンか用意が必要です。そのなかから子どもが選んだり、だんだんレベルアップしたりして、意欲をもたせます。練習の途中に範書(もしくは筆使いの動画)が入ることもあります。机間指導して、ほめることもとっても重要です。目安として十分間。しかも子どもたちが、もっと練習したいと思っているところで打ち切ります。 もう一度、めあてと基準を確認して、まとめ書きをします。書き終わった子から、筆や硯の片付けをある程度します。 全員のまとめ書きが終わったら、試し書きとまとめ書きを見比べてのふり返りに入ります。ペアトークしたり、みんなで共有したりして、子どもたちの伸びをクラスみんなで喜びます。 最後に時間がわずかでも、今日の学習が生かせる他の文字を考えることを忘れずに組み入れます。練習用紙13