ブックタイトル線 Line No.12
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線 Line No.12
神奈川県の中心都市である横浜市。東京湾に面していることから、まず思い浮かぶのは港町のイメージではないでしょうか。その昔、海外との交流が始まるきっかけとなった神奈川開港をはじめ、西洋文化往来の影響があちこちに色濃く残る街でもあります。 今回、横浜市を訪れた目的は、この街をテーマに川柳を詠むということ。横浜は、奥深い歴史文化から美しい港町の景色まで、川柳を考えるためのインスピレーションにあふれています。やすみりえ神奈川県 横浜市を行く五・七・五紀行第三回回は横浜の観光名所を訪ね、見たことや感じたことをもとに川柳を詠んでみました。 その場で浮かんだ言葉をメモしたり、句の材料になりそうなものを見つけたりしながら歩いたのですが、これを「吟行(ぎんこう)」と呼びます。川柳だけでなく、俳句や短歌でも折に触れて取り入れる”作品づくりを楽しむ時間“ のひとつ。外に出掛けて行います。場所は風光明媚なところを選ぶ場合もあれば、日常生活の息づく場所の時もあるんですよ。 もちろん一人でも、お仲間とでも吟行はできます。 いつもの街歩きや旅と違うのは、「句の目線」を常に持ちながら過ごすこと。 それによって、何気ない風景や人との出会いも、いっそう深く味わえるようになるから面白いものです。今回は、完成させた句を直筆でしたためてみました。拙い文字でお恥ずかしいですが、この日の思い出の詰まった色紙としてご紹介させていただきます。今KANAGAWAYokohama-cityの神奈川県 横浜市川柳の句が思い浮かぶのは,ふとした瞬間。考え込むというよりは,何かを感じ取って言葉にしていくという手法が多いかもしれません。横浜赤レンガパーク横浜中華街山下公園15