ブックタイトル線 Line No.7
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線 Line No.7
?画の方こう画の方こうに気をつけて書こう。画の方こうに気をつけて書こう。いろいろな左はらい1231234123412左はらいの方こうは、どうなっているかな。たしかめる考える11 2 3 4234はらう方こうがちがっているよ。26四かん字の点画に気をつけて書こう教材文を、フェルトペンや鉛筆を使って書く。漢字の「左払い」には、いろいろな方向があることを確かめながら書く。本教材は、学習指導要領の「点画の長短や方向、接し方や交わり方などに注意して、筆順に従って文字を正しく書く」という指導事項に沿って提示している。「画の方向」とは、始筆から終筆への向きのことである。方向は、横画・縦画・払い・折れ・はね・曲がり・反りなどの基本的な点画が対象となる。本教材は、漢字の「左払い」の方向の違いに気づかせることが目的である。そのことを様々な文字で確かめ、他の画(折れ・曲がり・反り)の方向にも着目するように構成している。教材の内容を把握し、指導の目標をはっきりさせます。まず、教材(文字、言葉、文など)を丁寧に視写することから始めます。指導者が自らの手で書くことによって、教材の内容がよく見えるようになり、教える視点がはっきりしてきます。そして、子どもの視点に立って教材に接することができます。次に、教材の内容について調べます。学年目標との関わりや、教材の語句・構成などについて吟味します。授業をする前には、教材研究をします。それは、一般的に次のような目的のためだといわれます。ところで、教材研究とは何をすればよいのでしょうか。どんな事柄について調べるとよいのでしょうか。それは、一言でいうと、教材を吟味して「何を」「どのように」教えるかを明らかにすることです。書写の場合はどうでしょうか。ここでは、日本文教出版の教科書二年「画の方こう」を例にして、具体的な教材研究の方法について考えてみたいと思います。教材について調べる1*教材の内容をよく理解するため*学びの視点を明確にするため*教材の特性をいかすため*いい授業をする土台をつくるため1教材研究とは2書写の教材研究は漢字の「左払い」には四通りの方向があることを理解する。送筆と終筆の方向に気をつけて書く。「折れ・曲がり・反り」にも、いろいろな方向があることを確かめながら書く。漢字の点画の方向には、いろいろな方向があることに気づき、字形を正しく整えて書く大切な要素の一つであることを理解する。児童一人一人が目標を持ち、それに向かって課題解決できるような学習の展開を想定して、その時間に学習する事柄を精選(焦点化)します。まず、その教材を通して身につけさせたい書写の能力(筆使い、字形、配列など)を整理して、どんな学習活動が適切か検討します。また、この教材を通して身につける知識(書写の原理など)について考えます。書写の教材には、文字を書く過程が教材になるものと、手本や図版・写真などが教材になるものがあります。教材の性質を考え、最も効果的な学習活動をするために、何を・どのように教えるかを考えることが大切です。「何を教えるか」を考える2書写の教材研究は、どのようにしますか?書写のが知りたい!ココ14