ブックタイトル線 Line No.9
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線 Line No.9
楽しく学んで苦手意識をなくそう和歌山県那智勝浦町立下里小学校温水起美好先生指導のミカタ6 5 4 3 2 1第一時第二時2 芸術科書道では、技術の上手・下手はどうしても避けて通ることができませんが、小学校における国語科書写の学習は、まずは楽しく取り組めるよう授業を工夫改善することが大切であると考えます。 ここでは、「風」の指導例を紹介します。六年生で、二時間扱いで授業を構成しました。学習のめあてを確かめる。 本時の題材が「風」であることを知り、穂先の動きと「かまえ」と中の部分の組み立て方に注意して書くことを確認する。試し書きをする。自分の課題を見つける。 教科書の手本と比べて、自分で課題を見つける。練習する。 「風」をかご書きで練習する。まとめ書きをして、名前も書く。ふり返る。 「風」の試し書きと比較し、めあてが達成できたか、自己評価する。5 4 3 2本時の学習のめあてを決める。・左払いの穂先やそりの筆使いに注 意して骨書きをする。・「かぜがまえ」の中の字がつぶれな いように注意する。・分解文字の組み立てで気をつけ たこと、始筆・送筆(そり)・終 筆(はね、はらい)などの筆使い に注意する。「風」を骨書きで練習する。 そりの筆使いに注意して書く。「風」のまとめ書きをする。ふり返る。 試し書きとまとめ書きを比較し、単元のめあてや自分の課題が達成できたか、自己評価したり相互評価したりする。1「風」の分解文字を作る。 教科書の手本を見ながら、筆順通りに分解文字を組み立て、「風」の字を完成させる。 毛筆書写の自学の一つとして、「かご書き」「骨書き」のワークシートを、半紙に印刷したものを使います。 教科書の手本と自分の字を見比べさせながら、直したい箇所を書き込ませると、手本を細かくしっかりと見る習慣がつきます。●「骨書き」ワークシート14