ブックタイトルRooT No.18
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RooT No.18
Excelの活用Excelで度数分布表・ヒストグラムをつくってみよう日本文教出版編集部1.統計資料を探そうインターネットではさまざまな統計資料が公開されています。気象関係であれば気象庁,人口や産業であればe-Statが有益な統計資料の入手先になるでしょう。もし海外の統計資料がほしいのであれば,たとえばFAOSTAT(英語)なども有用です。今回は中学1年「資料の活用」の冒頭場面で使える資料ということで,気象庁が提供している広島市の2016年3月の平均気温,最高気温,最低気温のCSVファイルをダウンロードして使うことにします。気象庁のトップページから〉各種データ・資料〉過去の気象データ・ダウンロードと進めば,指定した資料をダウンロードできるページに移動できます。※この原稿で作成したExcelファイルは弊社サイトにて公開予定です。以下に紹介する以外の関数や設定も行っておりますので,ぜひ参考にしてください。2.基本の関数を使ってみようここでは,最大値MAX,最小値MIN,平均値AVERAGE,中央値MEDIAN,最頻値MODEの関数を使うことにします。範囲を出してくれる関数はないのですが,これは「最大値-最小値」で求めることができます。基本の関数は,「=MAX(B3:B33)」というように関数のすぐ後ろにセル範囲を設定します。このセル範囲は関数を「=MAX(」まで打ち込んだ段階で直接セルを選択することでセル範囲を指定することが可能です。平均気温の設定を済ませたところで,この列を右にコピー・ペーストすると同じように関数が設定されます。?????3.度数分布表の階級を設定しようここでは,階級の幅が変わるとヒストグラムの見え方がどのように変わるかを一見して確認できるようにするため,最初の階級の最小値と階級の幅を入力するだけで度数分布表とヒストグラムが自動で生成されるようにしたいと思います。今回は,最初の階級の最小値を「-3」,階級の幅を「3」として始めましょう。10 2016 No.18