ブックタイトルROOT No.20

概要

ROOT No.20

3110162415714 16 1683110162415714 16 16c 8a be fda＋b＝103110162415714 16 16c 8a be fdc＋8＋d＝24c＋d＝16●サイエンスライター鍵本 聡三角パズルは「楽しく論理力を高めることができる数字パズル」です！　こんにちは。　今回はみなさんに「三角パズル」という数字パズルをご紹介したいと思います。　三角パズルを解くことで，というメリットがあります。また，次回でご説明しますが，三角パズルは作成が比較的容易だということも重要な特徴です。簡単な問題や難しい問題を作成する際のレベル調整も意外とラクに行えますので，隙間時間の楽しみにもうってつけのパズルということができます。　それでは，例題を用いて三角パズルのルールと解き方を説明したいと思います。下の図をご覧ください。○が10 個，正三角形のように並んでいて，そこから矢印と数が示されています。　パズルは最初の時点では中心の「8」しかわかっていません。解き方をわかりやすく説明するために，中心の「8」の周りの○に，a ～ f を入れた図で説明しましょう。　まず，上から2 段目の左向きの矢印に「10」とありますが，これはその方向の2 つの○，a とbの和が10 であることを示しています。三ど角パズルのご紹介うやってパズルを解く？● 楽しみながら論理力を高めることができる。●「まずはやってみよう！」という，算数や　数学に不可欠な試行錯誤する態度や力が身　につく。● 簡単な数のたし算を自然と覚える。● 10 個の○には，1 から10 までの異なる数　　がそれぞれはいる。● 周りの矢印の先に書いてある数は，その方　向の○の中の数の和を表す。　3 段目には「24」とかかれてありますから，ルール18 　 算数・数学情報誌 ROOT No.20