ブックタイトル生活&総合navi vol.69
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生活&総合navi vol.69
幼・・保小~幼稚園・保育所から学ぶ連携のヒント~当園は,1946年に創立した,高知県で最も歴史のある幼稚園である。最も大切にしていることは,子どもが主体の幼稚園ということである。子どもの自主性を重んじ,自分でよく考えながら次々と遊びを展開していけるように環境を整えている。2011年,屋上には,津波一時避難場所を設置した。野村貞夫園長先生教育方針たくさんある楽しさの中から,好きなことを見つけていくことを大切にしています。それが将来,自らやるべきことを見つけていく人材の育成につながっていくと考えているからです。そしてもう一つは,コミュニケーション能力の育成です。自分を調整し,集団の中でいかに折り合いをつけていくかが大切だと考えています。先生の話を聞く特色降園は,先生が引率して,五つのコースに分かれて集団で歩いて行います。保護者には,それぞれ決まった解散場所まで迎えに来てもらいます。暑い日は暑さを感じ,寒い日は寒さを感じ,自然に触れることが大切です。よい匂いを嗅ぎ分け,から揚げ屋の店の前に立ち止まったりもします。店の前を通り,帰ってくるのを待っている地域の人がいて,子どもは彼らとハイタッチをします。地域の人は,幼稚園,小学校をつなぐ役割も担っています。そんな特色をもつ幼稚園です。鳴子踊りの練習連携のポイントこうすればうまくいく!双方向の交流活動のびのび土佐っ子プログラム高知市教育委員会の指定を受け,江ノ口小学校,江ノ口保育園と連携を進めています。まずは,園外保育として,小学校へ遊びに行きます。中休みが始まる前に行き,誰もいない校庭を思いきり走らせたり,大きな遊具で遊ばせたりします。その後,チャイムが鳴り,小学生が校庭に押し寄せるように出てきて,一緒に遊びます。園児は小学生から刺激をたくさん受け,休み時間が終わると,校舎の裏にある倉庫などを探検したり,手洗いを借りたりして,施設の使い方にも少し触れます。2回目は,お弁当を持参し,ゲームをしたり本の読み聞かせをしてもらったりして仲良くなり,一緒に昼食をとります。3回目は,小学1年生らがつくったけん玉やぶんぶんごまなどを持参し,園で一緒に遊びます。最後に,1日体験入学。年間計4回の交流があります。20