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概要

生活&総合navi vol.69

いろいろ工夫して!作品編凧をあげたら風の姿が見えてきたよ北海道教育大学附属札幌小学校教諭丹羽洋彦2年生・生活科「かぜをかんじて」の実践で,「風を見る道具」や「凧」をつくった。最初は,学校の周囲にある風を身体で感じていたが,ビニル袋やテープを使って風が“見える”道具をつくり始める子どもが現れた。大きな袋を使う子,弱い風でも見つけられるようにビニルテープを細かく裂く子。つくって,確かめて,さらに改良を加えて,風を見るための道具づくりをとても楽しむ様子が見られた。風の見える道具をつくっているうちに,凧のようなものをつくる子どもが現れた。そこで,みんなで凧をつくることにした。ビニル袋と竹ひごでつくる簡単なものである。ひらひらとあがる凧を見ながら,子どもたちは「風が上からも吹いている」,「今日の風は昨日と違うね」,「あの場所が一番風が強いかも」と,凧あげを通してたくさんの気付きを生み出していた。28