ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

生活&総合navi vol.70

幼・・保小~幼稚園・保育所から学ぶ連携のヒント~当園は,第二次ベビーブームの中,地域に根ざした保育をモットーに,仲間を大切にできる子どもになってほしいという願いとともに,1975(昭和50)年8月,産声をあげました。木々に囲まれた自然豊かな園庭でのびのびと遊ばせ,勇気,そして創造と思いやりを育みながら,心身の健康づくりに心がけています。田中浩二副園長先生のあ保育園としての連携保育方針まずは,年齢に応じた生活スタイル・生活時間をつくるように心がけています。そして,1子どもの生命の保持及び情緒の安定を図る。2生活に必要な習慣や態度を養い,健康の基礎を培う。3自主,協調の態度を養い,道徳性の芽生えを培う。4自然や社会への興味・関心を育て,豊かな心情や思考力の基礎を培う。5言葉への関心を育て,話したり,聞いたりする態度を養う。6体験を通じて,豊かな感性を育て,創造性の芽生えを培う。ようにしています。特他園ではあまり見られないこととして,以下の四つがあげられます。○地域の伝統…地元山口県出身,金子みすずの詩を題材にしながら,もの4 4にも心があることを知り,そこから感性を育めるようにしています。○陶芸教室…園長の「壊れることがあるものをつくり,落とせば割れることを子どもに伝えたい,そして世界に一つだけの土鈴をつくり,卒園時にわたしたい」という思いから,陶芸を行っています。○東北地方との交流…東日本大震災後に,陸前高田市と大船渡市の子どもたちへ,保育士が手づくりのおもちゃをつくって届けたことがきっかけとなり,今では手紙などで,日常的にお互いの園の様子を伝え合っています。○書道教室…日本の伝統文化の一つとして,月に2回ほど書道の先生に来てもらい,文字をアートと結びつけて作品づくりをしています。連携のポイント地域の保育園,幼稚園,小学校が集まる連絡協議会が年に一度あります。それから,小学校主催で地域の保育園・幼稚園の子どもたちが集まる機会があります。また,散歩がてら小学校をのぞいたり,そこで小学校の先生の許可が得られれば校内に入れてもらったりすることもあります。授業参観もあり,卒園した子どもが,ほぼ一年経ったときに,どんなふうに授業を受けているかを保育士が見る機会があります。色こうすればうまくいく!小学校の体育館で1年生と交流20