ブックタイトル生活&総合navi vol.72
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生活&総合navi vol.72
保育所、幼稚園の現場から認定こども園宮城学院女子大学附属幼稚園文責:生野桂子(宮城学院女子大学教授)新名称(11月より):宮城学院女子大学附属認定こども園「森のこども園」(宮城県仙台市)沢田石道子園長園児数114名※完成予想図(2016年秋竣工予定)設計:伊東豊雄建築設計事務所当園は,1886(明治19)年に創立された宮城学院女子大学(当時短期大学)附属幼稚園として,1956(昭和31)年に開園し,約60年にわたって2,500余名の修了生を送り出してきた。そして,いよいよ2016年秋には,新園舎が完成。幼保連携型の宮城学院女子大学附属認定こども園「森のこども園」として出発する。新園舎は,旧園舎と同様,周囲に自然林や沢を擁する広大な大学敷地の一角に建設される。この豊かな自然環境を生かした学びを通して,子どもたちがすこやかに成長していくことが期待される。教育(保育)方針森のこども園が育む三つの心○なぜだろう,どうしてだろう,と不思議に思う心○すごいなぁ!きれいだなぁ!と感動する心○人と力を合わせ,温かく接する思いやりの心子どもたちの自立を目指して宮城学院女子大学附属認定こども園「森のこども園」では,自然豊かな環境の中,様々な活動や生活を通して子どもたちの自立を目指しています。また,人や地域と関わる力を育てるため,交流活動を積極的に取り入れています。主な活動例をご紹介します。[園での活動・生活]・砂遊び,絵をかく,なわとび,木工など,子どもたちは,毎日自分で目標をもって遊びを楽しんでいる。一人でじっくり取り組むことが大切にされる。・クラス,小さいグループ,クラス合同,縦割り活動などを組み入れ,遊びを一緒に楽しむなど,豊かな経験を通して様々な課題に取り組むことを目指している。・身近な野菜の栽培活動により,様々な栽培体験をする。また,生き物との触れ合いを通し,生命の大切さに気付くことを願っている。・みなで讃美歌をうたい聖書のみことばを聞いて,心静かな時を守る。公開保育と授業研究会2016年6月11日,12日に本学で開催された日本生活科・総合的学習教育学会において,森のこども園の公開保育や研究発表を行いました。公開保育では,本学キャンパス内にある遊歩道から森に入って,子どもたちが活動する「野外遊びプロジェクト」の様子を公開。自然豊かな森で,子どもたちの気付きや発見を通して感性が育まれ,小学校での「生活科・総合的学習」での学びにつながることを確認しました。次号では,新園舎の特徴の紹介もあわせて,報告いたします。(本誌「研究と実践」のコーナーにて掲載予定)16保育所、幼稚園の現場から地域との交流も積極的に…・デイサービスや駐在所を訪問し,教えてもらったり一緒に歌や手遊びを楽しんだりする活動。・地域コミュニティーの文化祭に参加し,小中学生と一緒につくったり遊んだりする活動。・総合的な学習の時間を活用して小学生と仲良く遊んだり,中学生の職場体験を受け入れ,中学生と触れ合ったりする活動。「野外遊びプロジェクト」では子どもたちの感性を育む。連携へのポイント学びの芽生えから,就学までの自立に向かって○学びの芽生えを培う環境構成や援助(ア.興味の広がりイ.気付きウ.自己調整の力)○三つの自立をめざしたカリキュラム本学キャンパス内での様子。・学びの自立(楽しいことや好きなことに集中することから様々な学びへ)・生活の自立(生活の中での興味・関心を大切にし,よりよい生活へ)・心の自立(友だちや自分のよさを認め,思いやり,協力し合って楽しく生活する)