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概要

生活&総合navi vol.72

どれくらいのふかさがいいのかな。子どもたちの「なぜ」という疑問を,「どのように」や「何が」という問題意識に発展させ,科学の芽に。(日本文教出版平成27年度版生活教科書上P.39)子どもは自然の事象に不思議さを感じると,「なぜ」という疑問をもちます。例えば,「なぜ(種から)芽が出るの?」というような疑問です。これは科学する芽となる疑問です。しかし,「なぜ」という疑問は,自分で確かめることが難しいのが普通です。それは,この疑問には「芽が出る」という結果とその原因と考えられる要因とが関係付けられていないからです。生活科での体験や学びを理科につなぐ大切な視点は,どのようにすれば種子がうまく発芽し成長するかを考えながら,栽培に取り組ませることです。つまり,「なぜ」で始まる疑問ではなく,「どのように」や「何が」で始まる疑問をもたせながら活動させることが,理科につなぐ上で大切なポイントです。POINT1.自然の事象に不思議さを感じる。おしぴん2.子どもの「なぜ」という疑問を尊重する。てづくり3.「なぜ」を大切にして,「どのように」やじょうろ「何が」という問題意識で活動する。みずをたっぷりあげよう。小林辰至上越教育大学大学院教授。1952年,岡山県生まれ。専門は理科教育学。タンポポの教材化に関する研究で,兵庫教育大学から博士(学校教育学)を取得。せんにちこうこすもす39生活科では,「町たんけん」をはじめ多くの活動で地域の人々の活動を観察する,インタビューする,体験をさせてもらう,あるいは学校に招待するなど,地域の人々との密度の濃いかかわり合いを伴う学習活動が展開されます。このような学習活動の経験が,社会科での子どもたちの学習活動への興味関心や意欲を高める基盤となります。生活科で地域の人々の活動や話を聞いたり,地域の人々の温かさに触れたりすることが,中学年からの社会科の学習活動で,子どもたちが自ら地域に出かけて,観察やインタビューさせてもらうなど,地域の人々とかかわり合って,主体的・協働的に学習活動を深めていく態度,意欲,能力,興味関心などの育ちにつながります。子どもたちはインタビューを通じて,地域の人々の温かい人柄についても実感する。(日本文教出版平成27年度版生活教科書下P.10)藤井千春早稲田大学教育・総合科学学術院教授。博士(教育学)。1958年千葉県生まれ。茨城大学助教授などを歴任。ジョン・デューイの哲学と教育学を研究。POINT1.地域の人々とかかわり合う活動を設定する。2.地域の人々の温かい人柄に触れさせ,その人の思いや願いを受けとめさせる。3.地域の人々とのよりよいかかわり合い方について考えさせる。生活&総合navi vol.72日文教育資料[生活・総合]平成28年(2016年)9月1日発行Cover photo:KONISHI TAKASHIDesign:KURAHASHI JUNPEI(PRO-1)CD33322