ブックタイトル生活&総合navi vol.73
- ページ
- 12/20
このページは 生活&総合navi vol.73 の電子ブックに掲載されている12ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 生活&総合navi vol.73 の電子ブックに掲載されている12ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
生活&総合navi vol.73
愛媛県愛南町の「ぎょしょく教育」の取り組み[保育園・小学校 全学年] 「『ぎょしょく教育』の授業」実践より愛南町ぎょしょく普及推進協議会1 はじめに 四国屈指のカツオ水揚げ量を誇る愛媛県・愛南町。ここでは、産官学民?愛南漁協・久良漁協、愛南町役場、愛媛大学、愛南町内の地域諸団体や住民?連携して?ぎょしょく教育?に取り組んでいる。 ?ぎょしょく教育?は、愛南町役場水産課・兵頭重徳氏の?もっと子どもたちに魚の魅力を理解することができるしかけが必要ではないか?という思いからスタート。愛媛大学が水産業の学習としてつくりあげたコンテンツだ。 ?ぎょしょく教育?には七つの意味がある。・魚に触れる?魚触?・魚の生態や栄養などを学ぶ?魚色?・獲る漁業を学ぶ?魚職?・育てる漁業を学ぶ?魚殖?・地域に伝わる祝いタイや飾りエビなど、伝統的な魚文化を学ぶ?魚飾?・魚を取り巻く環境を学ぶ?魚植?・そして従来から取り組んできた魚の味を知る?魚食? これらの?ぎょしょく?により、生産、加工、流通、販売、環境などをトータルに学習し、水産業に関心をもち、水産物の消費へとつなげる教育である。平成22年度からは、愛南町内にあるすべての保育所、小・中学校で?義務ぎょしょく教育?を実施している。2 実践から ?ぎょしょく教育の授業には、大きく分けて4タイプある。各校産学官連携現場からのタイやカツオなど,各校区で生産された旬の魚を使って調理実習をしている。愛南町で養殖されているマダイと天然のマダイを見分ける「魚触(ぎょしょく)」体験。研究と実践10