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概要

生活&総合navi vol.73

ご当地キャラCharacter熊本市イメージキャラクター熊本城復興本部長小麦粉を練ってのばした生地で,さつま芋と粒あんを包んだものを蒸した,昔ながらの素朴な風味の熊本郷土菓子です。現在のいきなり団子はあんこが入っているものが主流ですが,昔はさつま芋をだんご生地で包んで蒸しただけの簡単なものでした。熊本の方言で「いきなり」とは,「簡単,手軽」や「直接」という意味があります。それにちなみ,いきなり団子の名前の由来は,いきなり(突然)お客さんが来てもすぐにつくってもてなせるという意味と,生のさつま芋を輪切りにして,いきなり団子生地で包んで蒸す「簡単につくれる団子」という意味が重なったものといわれています。ひごまる熊本県熊本では給食にもデザートとしていきなり団子が出ます。さつま芋を使っているので腹もちがよく,生地のほんのりとした塩気と芋とあんこの素朴な甘さが絶妙で,子どもたちにも人気のメニューです。熊本県のさつま芋収穫量は全国第6位(平成27年産,農林水産省統計)。なかでも,大津町は阿蘇の火山灰質の水はけのよさと適度な保水性を兼ね備えた土壌がさつま芋栽培に適しており,名産地となっています。今回は、ご当地キャラもご当地料理も熊本県をピックアップ!ひごもっこすパワー全開のご当地情報局です。ご当地情報局いきなり団子とは…さつま芋の皮をむき1.5㎝の厚さに輪切りにして,塩水に30分つけてアクを抜き,水気をきる。生地を3㎜程度の厚さにのばし,芋とあんこを包んで,蒸し器で約25分蒸す。123つくり方肥後っ子ひごまる参上だまる~☆小麦粉,塩,水を耳たぶの硬さくらいになるまでよくこねて生地をつくる。ご当地情報局12