ブックタイトル生活&総合navi vol.75
- ページ
- 10/20
このページは 生活&総合navi vol.75 の電子ブックに掲載されている10ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 生活&総合navi vol.75 の電子ブックに掲載されている10ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
生活&総合navi vol.75
「あれ?」「どうして?」をみんなで深めたいな~2年生「あつまれ!しぜんのひみつきちへ」の実践~石堂 裕(兵庫県たつの市立新宮小学校)生活科現場からの1単元の目標 ?あつまれ!しぜんのひみつきちへ?は、新宮小学校の校庭にある?いこいの広場?を舞台に、身近な動植物の継続的な飼育や栽培を通して、その成長の様子に関心をもち、その過程で見つけた気付きをみんなで深めながら、自然認識や生命尊重の態度を育むことを目標にした単元である。2心の動きを伴った気付きを大切にして この単元で最も気を付けていることは、子どもたちの?気付き?を大切にすることである。新学習指導要領の解説に、?生活科の気付きとは、対象に対する一人ひとりの認識であり、児童の主体的な活動によって生まれるものである?と示されている。そこで、?あれ???どうして??などの心の動きを伴った気付きが数多く見られるように、子どもたちが動植物とたっぷりと関わる時間をつくった。? ペットボトルのしかけから いこいの広場のそばに用水路がある。5月上旬、みんなで?春みつけ?に行ったところ、数人の子どもたちがヌマエビとドジョウを見つけた。?つかまえたい?と言い出す子どもたちに、数本のペットボトルを用意したところ、五つのしかけを考えた。 数日後、しかけを見てみると、③のしかけには、ドジョウ10匹とアカハライモリ1匹、④のしかけにはヌマエビが4匹、その他のしかけには、何も入っていなかった。広場には,絶滅危惧種をはじめ貴重な動植物が集まっている。子どもたちは,入り口の入りやすさに着目した。形が異なるこ五つのしかけ とが条件だと,子どもたちの考えは五つだった。①そのまま②上を中に入れる③下向きで重ねる④上を開ける⑤横を開ける研究と実践8