ブックタイトル生活&総合navi vol.75
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生活&総合navi vol.75
●遊びを見取る目,声がけや環境構成の工夫等,保育者の感性と力量を磨く。●豊かな経験から得た子どもたちの気付きや発見を,子どもたちとともにドキュメンテーションし,発信。●垣根(官・民,幼・小,地区)を越えた施設間の交流と研修。研究のポイント「遊びの深まり」を大切にした本園の取り組み 本園では,全園児が同じ空間で自由に人や自然・物・事柄にかかわって遊ぶ環境の中で,保育者が子どもたちの「どうして?」と感じる心をキャッチして,子どもからの言葉や考えを引き出す声がけと,先を予測したわくわくドキドキするような環境構成を行い,四つの視点※「そうだ!」「どうして?」「こうしよう!」「もっと!」で遊びがさらに深まる過程を見取り,子どもの「やってみよう!」と工夫して意欲的に取り組もうとする姿につなげていくことを大切にしている。保育所,幼稚園の現場から南陽市立赤湯幼稚園(山形県南陽市)園長:佐藤みゆき園児数:80名(満3 歳児~未就学児まで)7月1日現在「そうだ!こっちからのぞいてみよう!」「どうして逆さまに見えるんだろう?」「もっと上手につくりたいなあ。」「スイカの種を水に入れてみよう!」「浮く種と沈む種があるよ。」「沈んだ種の方がたくさん芽が出たよ。どうして?」情報発信!保護者へ,地域へ,子どもたちへ伝えたい!わくわくドキドキな事たくさん。菊とぶどうといで湯の里「南陽市」。本園は開湯920余年を誇る赤湯温泉街の中心部に位置し,今年度,創立65周年を迎えた南陽市唯一の公立幼稚園である。また,公立幼稚園としては県内唯一の自園給食を実施しており,自園給食ならではのメリットを生かし,心と体を育てる食育活動に取り組んでいる。南陽市を挙げて幼保小中一貫教育に取り組みながら,ソニー幼児教育支援プログラム「科学する心を育てる」をテーマに,日々の教育実践をおこなっている。「自分のことは自分でやる子ども」「友だちと仲よく遊び,熱中する子ども」「よく見,よく考え,よく表現する子ども」教育目標※ソニー幼児教育支援プログラム「科学する心を育てる」実践事例集vol.13より引用*本園がソニー幼児教育支援プログラム「科学する心を育てる」に出合って4年目。3年連続で「優秀園」を受賞。H30年6月,3回目の「優秀園実践提案研究会」(公開研)を開催。県内外の幼児施設,学童保育施設,小学校,中学校,大学等々から,総勢75名の教職員の方々が参加。保育所、幼稚園の現場から16