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概要

生活&総合navi vol.77

17保育所、幼稚園の現場からちゃのま保育園の保育理念と基本?針展望Vision保育士が保育士として一生涯,楽しく働ける保育園。使命Mission●保育士が常に笑顔でいられるように,よりよい保育を目指せる人員配置。●保育士が安心・安全に働き続けられる,コンプライアンスの順守。●保育士が密に会話し,保育士どうしなんでも話し合える風通しのよい職場風土。保育?針Policy日常生活の中で自然に発達を促すことができる保育。道しるべWay【園の雰囲気づくり】?子ども,保護者と職員が密に関わり,家庭のような近い距離での保育を行います。?安心・安全を前提に家庭的な保育を大切にしていきます。?毎日の挨拶をしっかりし,明るい雰囲気づくりをします。【子どもや保護者に対して】?子どもの気持ちに寄り添い,言葉かけ,スキンシップを心がけ,子ども一人ひとりの個性に応じた対応をしていきます。?子ども,保護者や職員に笑顔で接し信頼されることを目指します。?子どもが気持ちを出せるように,じっくり待つことも大切にします。【職員間の心がけ】?職員どうしが声を掛け合い,働きやすい職場を目指します。?常に,他の職員のいい所を見つけ出し,言葉で伝えたり自分に取り入れたりします。?どんなことがらも職員全体で共有し,職員全体で話し合い,報・連・相を重視します。思いやりをもち,自ら率先して行動します。える環境づくりを進めている。見える化」を進めている。保育士が園児一人ひとりに寄り添相談できる制度など「労働環境の育士とに分かれることができる。系の共有、保育士が社労士に直接その他の園児を連れて先へ進む保目指す人物像やそれに伴う給与体なくその園児を見守る保育士と、のさらなる働きやすさを求めて、込む園児がいた場合、急かすことないという。宮村さんは、保育士える。例えば、散歩の途中で座りがなく、一人の退職者も出してい育の質の確保には欠かせないと考育園は開園以来、一度も定員割れ名い19名るの。定無員理にの対なしいて人、員保配育置士もが保10口コミで人気を博すちゃのま保という声につながっていく。現在、ちゃのま保育園には園児して誠実に向き合っていてくれる」く』保育を目指しています」ていてくれている」「子どもに対園長にとって書類作成が負担であれば,その業務は外して得意ず全員で、話し合ってつくっていちがうちの子(個それぞれ)を見な先生に事務手数料を支払って割り振る。「その分,園長は,得意な保護者対応に力を注ぐことができる。『得意なことに集中する』という選択ができるようにしています」(宮村さん)。保育士の年齢や経験に関係なく『必が、保護者からの「保育士さんたせん。ケースごとに『その都度』、こうした一つひとつの積み重ねると、彼女たちは些細なことでも保育士たちが自ら「よい保育」をで働く保育士たちに目を向けてみいに誠実に応えていくと、次第に、いう考え方だった。改めて、現場経営者として保育士のこうした願員満足なくして顧客満足はないとをつくりたい」││。宮村さんが本号の特集(p.1~5)にも登場する宮村柚衣さん(合同会社はひぷぺぽ代表社員。全国小規模保育協議会理事)が代表を務めるちゃのま保育園。宮村さんは2014年に,自身が待機児童保護者になったのをきっかけに,「働きたいお母さんが安心して子どもを預けられる保育園をつくろう」と,その半年後の10月に認可外保育園として,ちゃのま保育園を立ち上げる。15年4月から墨田区施設型小規模保育所に移行し,現在に至る。そんな時に出合ったのが、従業てよい食材とよいメニューで給食期でもあった。を購入したい」「子どもたちにとっ保育の現場に焦りを覚えていた時「より発育段階に合ったテーブルこれまでの"常識"では進まないあることをわかっているから」育業界に参入した経営者として、ないんです。みんな保育は福祉でれていた。一方で、異業種から保ら理解しがたい要望なんて出てこしてメディアでクローズアップさうしてみると、保育士さんたちかで保育所をつくったお母さん」とと言わないと決めました。実際そ護者になったのをきっかけに自分保育士さんたちの要望に対してノー当時、宮村さんは「待機児童保「園をつぶすことになること以外、溝が深まっていきました」にした。ばするほど、保育士さんたちとの現場はすべて保育士に任せることうとしました。けれど、そうすれえ、まずは、自分が園長職を退き、まずはその考えを園内で共有しよと動かない」という考えも切り替んたちの給与も増えませんので、もっていた「従業員は管理しない上げを伸ばさなければ、保育士さげる方向に舵を切った。これまで=保護者』の満足度を上げて売りで、ひたすら保育士の満足度を上般的です。保育園であれば『顧客そこで、宮村さんは営業度外視で売り上げを伸ばしていくのが一アプローチを変えた「営利企業では、顧客ファースト営業度外視で前を振り返ってこう話す。を運営する宮村柚衣さんは、5年考えていたんです」保育所,幼稚園の現場から東京都墨田区でちゃのま保育園よりも、子どもの発育を最優先に墨田区施設型小規模保育所「みんな自分の給与が増えること顧客満足なしていた。ちゃのま保育園代表:宮村柚衣園児数:19名(0歳~3歳未満児まで)従業員満足なくして常に子どもファーストで行動をし保育の質が変わった"保育士満足度"を高めたら16保育所、幼稚園の現場からスマートフォンやタブレットをかざすと動画が楽しめる!1スマートフォンまたはタブレットで,ストアアプリを起動します。2「カザスマート」で検索し,アプリをダウンロード。カザスマート★P.2~5(特集)で視聴できます。※動画は,2020年3月31日まで視聴することができます。検索3「カザスマート」アプリを立ち上げます。4マークがあるページで紙面全体にかざすと,動画が始まります!えて園の方針としては決めていま「うちは育てたい子どもの姿をあいと考える若い保育士さんもいる。きるために必要な力を付けてほしても食べることで咀嚼する力、生んもいれば、嫌いな食べものであっことを重視するベテラン保育士さん。例えば、自己肯定感を伸ばすだけ願いや思いがある」と宮村さは一つではなく、保育士さんの数育てていきたいのか。「その答え保育」とは何か。どんな子どもをちゃのま保育園の考える「よいしてください』って」発達を促すために、こちらもよくなったから『さらに子どもたちのが向くようになる。この点がよくちは保育のいろいろなところに目を改善していくと、保育士さんたの必要がなくなったんです。待遇足度を高めることに注力したらそ導していたはずが、先生たちの満「かつてはいい保育をするよう指うになっていった。考え、実現するために動き出すよ