ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

生活&総合navi vol.77

やっぱり子どもファースト子どもファーストで私も学んでいく 周りの方から、お仕事と家庭を両立されていて、すごいですね、立派ですねと言われることがありますが、私 決して両立していませんし、できていないと思います。もし、そういう風に感じていただいているのであれば、きっと優先順位のバランスがとれた生活ができているのかも知れません。 今は、家庭8:仕事2。生活リズムは、子どもの一日一日成長していく姿を見ながら、お世話とお手伝いをする?子どもファースト??。そんな日々の生活の中で、私も子どもから教えられ、ともに学ぶことが沢山あります。何かあるごとに、?私が子どものころはこんなことを話していたのだろうか???こんな時、母は子どもの私にどのような対応をしていたのだろうか??そんなことを思いながら、答えを見つけ出そうと?こうでなければならない?と決めつけるのではなく、?こんなものもあるけれど??と選択肢をいくつか考えてみます。子どもの笑顔が答え 自分が?母親になったな~?なんて思う余裕もなくマニュアルのない子育てに正解を見出せず、誰かに?それ正解?と言ってもらえたら心が救われるのにと思うことがあるのですが、正解がないのでおもしろく、楽しいのだと最近は思えるようになりました。 今、私は子どもが笑顔になれば、?よし!正解??と思うようにしています。笑顔で朝を迎えられるおまじない?泣いて暮らすも一生、笑って暮らすも一生?。私の座右の銘です。 同じ一生懸命に暮らすのであれば、できるだけ笑って暮らせる方が良いではないか。たとえ泣きたいことがあって泣いてしまっても、その後には笑える楽しいことを考えよう。中学校の担任だった先生が卒業サイン帳に書いてくださった言葉。ネガティブな性格だった私を強くしてくれた大切な言葉です。 我が家の子どもたちにも、寝る前には今日一日の楽しかったことを思いながら寝ようと言っています。そうすると明日も笑顔で元気に?おはよう!?と、朝を迎えられるだろうと私が勝手につくったおまじないみたいなものです。 子どもたちだけではなく私たち大人もこれから先、良いことばかりの毎日ではないだろうけれど、一日の終わりには笑顔で?おやすみ?、そして笑顔で?おはよう?と朝を迎え、これからも過ごしていきたいと思います。その笑顔が?お仕事と家庭を両立されて?と感じてもらえる理由なのだと思います。Belief1969年生まれ。兵庫県尼崎市出身。かつてトレンディドラマなどで活躍し,東京や関西で暮らしていたが子育て環境に引かれて2011年に北海道に移住。 2人の娘は小学生。北海道文化放送「みんテレ」にてコメンテーターも務めているが,子どもとの時間が一番。北海道の食や学校教育にも大きな関心が向く。千堂 あきほSendo Akiho女優 タレント大人になる過程で大切なことを一緒に学んでいける今回はインクルーシブ教育に取り組む3名の先生にお集まりいただきました。幼児教育の現場、学習障害と英語教育、そして小学校での実践と、三者三様の熱いお話を、前後編2回にわたりお伝えします。共生社会を支える「一人も置き去りにしない教育」の実現に向けて 誰もが社会に参加・貢献する共生社会の形成に向けて、教育分野では?一人も置き去りにしない教育?の実現が求められている。平成18年に国連採択された?障害者の権利に関する条約?では、障害のある子どもと、障害のない子どもが共に学ぶ、インクルーシブ教育を提言。その実践のため、①障害のある児童生徒が、初等・中等教育の機会から排除されないこと、②自分が暮らす地域社会で、質が高く無償の初等・中等教育を受けられること、③そのために個人が必要とする?合理的配慮?や支援を一般的な教育制度の下で受けられることが、重要だとしている。 一方日本では、学齢期の子どもの数が減少するなか、特別支援教育を必要とする子どもは増加。通級指導を受ける児童生徒数は、小学校で約9万7000人、中学校で約1万2000人と、平成29年度で合計およそ10万9000人を数えた。これは10年前のおよそ2・4倍にあたる。とくに近年は、注意欠陥多動性障害?ADHD?、学習障害?LD?、自閉症スペクトラム?ASD?など、発達障害のある子どもの増加が顕著。まだ指導方法が十分に確立しておらず、教室では今日も教員たちの奮闘が続く。 インクルーシブ教育は、一部の学習者?例えば障害のある児童生徒?を、いかに一般の教育に統合するかという切り口で語られることが多い。だがそれはまた、教育制度や学習環境を学習者の多様性に対応できるよう見直すための共生のアプローチでもあるのだ。こうした背景のもと、障害のある子どもの教育の実情と、それを支える学校現場の取り組みを考える。インクルーシブ教育の未来を考える特 集. ISHIDO. HIROSHI. MIYAMURA. YUI. MURAKAMI. KAYOKO【座談会】それぞれの専門分野の話に耳を傾ける。子どもの可能性を最大限に伸ばすには?インクルーシブ教育って何?みんなが主役になれる学校をつくろう前編文/田中洋子 撮影/西田祥子[特集]みんなが主役になれる学校をつくろう|前編1[特集]みんなが主役になれる学校をつくろう|前編PB