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概要

社会科navi Vol.11

学習資料大阪市に昔から伝わる主な祭りや行事しゅしょうえ■修正会(どやどや)四天王寺(天王寺区)「東方」に分かれ,堂内の心柱を囲んで天井からごおうほういんまかれる牛王宝印を押した魔よけのお札を激しく奪い合う。かつては,柳の枝でつくった何百本もの杖にはさんだお札をばらまき,近隣の農民や漁民が素裸で奪い合ったという。そして,持ち帰ったお札をはさんだ杖を田畑に立てると,家の厄除けや,作物の虫よけとして,豊作になるという言い伝えがあった。なお,江戸時代後期には,現在のような形態で行われていたようである。「どやどや」という名は,若者が「どやどや」と群がるからという説や,お札を奪い合うときに大阪の方言で「どやどや(どうだ,どうだ)」と叫んだことから起こったという説などもある。↑四天王寺けちがん修正会は,正式には「修正会結願法要」と呼び,旧年の悪習を正し,その年の天下泰平・五穀豊穣を祈る法要である。これは一般的に「初詣」と呼ばれている行事で,毎年,元旦から14日まで行われている。その最終日の結願の行事が「どやどや」である。紅白の旗やのぼりを先導にして,紅白のはちまきに,ふんどしの青年たちが威勢のよい掛け声とともに勇ましく境内を走る。そして,六時堂前にならぶと,赤はちまきに赤ふんどしの「西方」と白はちまきに白ふんどしの↑お札を奪い合うようす写真提供:四天王寺■天神祭大阪天満宮(北区)天神祭は,東京の神田祭り,京都の祇園祭りとならび,日本三大祭りの一つと言われる大阪を代表する夏祭りである。毎年,7月24日,25日の二14