ブックタイトル社会科navi Vol.11
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社会科navi Vol.11
特集次期学習指導要領を考える社会科ですすめるアクティブ・ラーニングとは~次期学習指導要領改訂を受けて~兵庫県たつの市立新宮小学校石堂裕1.はじめにグローバル化や情報化等によって多様化する社会。この知識基盤社会に生きる子供たちが,自らの夢の実現に向けて,自分の人生を切り拓いていけるよう,学校現場も授業改革が求められている。そこで,教育の不易の部分を守りつつ,社会の変化に柔軟に対応できる力の育成を目指した「社会に開かれた教育課程」が重要となる。その基準となるのが,次期学習指導要領である。2.次期学習指導要領が目指すこと次期学習指導要領は,1学力の向上を図りつつ,2新しい時代に必要な資質や能力を向上させることが重要な目的となる。下線1は,「教科等で身に付ける力」であり,現行の学習指導要領でも示されているように,教科ごとに体系化された知識の内容についての指導の充実を図ることが求められている。下線2は,「教科横断的に身に付ける力」であり,教科と教科等との学びを関連させつつ,それらを貫く学びを創ることを「21世紀型能力」を石堂が改変重視している。これか実践力らの子供たちに必要な思考力資質・能力を育むため基礎力に示された3つの柱は,以下のとおりである。資料1【柱1】「個別の知識・技能」【柱2】「思考力・判断力・表現力等」【柱3】「人間性や学びに向かう力等」この3つの柱を,資料1の国立教育政策研究所が示す「21世紀型能力」と関連付けて考えてみたい。資料1にある「思考力」を高めるためには,「基礎力」(教科等の知識の定着)が必要である。また「実践力」とは,社会に活かす意欲や行動力であるが,これは,学習で身に付ける「思考力」を高めることで,社会で必要な「実践力」も高まることを示す。このことをもとに,「基礎力」を【柱1】,「思考力」を【柱2】,「実践力」を【柱3】に置き換えて考えると,【柱1】から【柱3】までの関係を理解しやすい。次期学習指導要領は,教科等の知識内容の定着はもちろん,持続可能な社会づくりに必要な,行動面や情意面の育成にも重きをおいていることが分かる。3.社会科で行うアクティブ・ラーニング(1)アクティブ・ラーニングとは次期学習指導要領が目指すことを具現化するためには,従来のような教員による講義形式の授業から,子供たちが主体的に課題と向き合い,協働的に学ぼうとする授業や学習法への転換が必要とされる。この授業や学習法を総称して,「アクティブ・ラーニング」と呼ぶ。社会科で行ってきた問1時間(45分)あたりの学習サイクル例題解決学習もその一つ【個】【グループ】で,子供たちが主体【一斉】的・協働的に学ぶことによって,知識や技能【個】(【柱1】,【柱2】)を資料2定着させるだけでなく,学習意欲の高まり(【柱3】)も期待できるといわれている。個→グループ→一斉→個の流れ6