ブックタイトル社会科navi Vol.7 教科書特集号

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概要

社会科navi Vol.7 教科書特集号

小単元の展開追究ページ1「わたしの問題」を「みんなで話し合いたいこと」へ高める授業をとおして思考力・判断力・表現力を育成します。子どもたちが各自の追究活動のなかで生まれた「わたしの問題」を出し合い,話し合うことでうかびあがった「みんなで話し合いたいこと」をつかみます。このような見通す学習活動をとおして,思考力・判断力・表現力が高まり,一人一人がさらに質の高い問題解決的な学習を進めることができます。わかりやすい中心資料資料から事実を的確に読み取ることから,気づきや疑問が生まれます。そのため中心資料については,それとわかるよう大きく掲載し,読み取りやすいよう配慮しています。米ぶくろにある,産地のひょうじ表示を調べてみよう。名称原料玄米精米工場ふだん食べている米は,どこで作られているのだろう。産地山形県庄内産年本表示の反対面下部に記載学習資料精米品種つや姫使用割合100%○○株式会社大阪府門真市○○○電話:○○-○○○○-○○○○スーパーマーケットの米売り場世界の米どころはどこ?いねは,もともと赤道を中心としゆたた,1年じゅう暑く,水が豊かな土地でよく育つ植物です。日本では,2400年ほど前に米作りが伝わったといわれています。げんざい現在,世界では,日本のほかに中国,インド,インドネシアなどの国々で,さかんに作られています。米はどこからはるとさんたちは,米の産地や商品名などについて,米のふくろや折りこみちらしを持ちよったり,店の米売り場を見学したりして調べました。「わたしの家では,山形県で作られた,『つや姫』という米をよく買っているよ。」「給食では,わたしたちの県で作られた米を使っているそうだよ。」「調べると,いろいろな産地で作られているね。米は日本のどこででも作られているのかな。」0°インド米が作られている地域中国インドネシアインド洋ちちいき米が作られている地域いきたいへいよう太平洋赤道大西洋51015510生産量20万t以上の道県0 10 20 30 40 50 60 70万t北海道新潟県秋田県茨城県山形県宮城県福島県栃木県千葉県岩手県青森県富山県長野県九州地方きゅうしゅうちゅうごく中国地方しこく四国地方きんき近畿地方米の生産量と作付面積(2013年農林水産省調べ)とやま富山県長野県中ちゅ部うぶ地方はるとさんたちは,都道府県別の米の生産量や作付面積を調べ,気になることを出し合いました。「米は,全国で作られているよ。特に,北海道や東北地方が多いのは,なぜだろう。」「あたたかいところでよく育ついねが,なぜ寒いところで作られているのかな。」にいがた新潟県はるとさんたちは,出てきたぎもんを整理しました。そして,米の生産量が多く,寒いところにある地域から山形県庄内平野を選んで,土地のようすや気候と米作りの関わりについて調べることにしました。山形県庄内平野では,なぜ,米作りがさかんなのだろう。ながの千葉県関かん東とう地方東とう北ほく地方山形県やまがたふくしま福島県栃とち木ぎ県いばらき茨城県ちばあおもり青森県秋あき田た県岩い手わて県宮城県みやぎほっかいどう北海道ほっかいどう北海道地方考えるヒント作付面積10万ha以上5~10万ha1~5万ha1万ha未満内容量10kgやまがたひめ8 9精米年月日本表示の反対面下部に記載0500km学習資料学習内容の理解をより深めるための知識をコラム形式で記述しています。この「学習資料」からも新たな疑問が生まれます。しりょうとうほくしょうないほっかいどうちいき●地図中の道県名は,生産量20万t以上●1t(トン)は,1000kg(2011年)米作りは,どんなところでさかんだろうか。日本では,米が主食として食べられてきた。そして,米は日本全国で生産されているけれど,北海道や東北地方でさかんに作られていることがわかった。考えるヒント資料から事実や気づき,疑問などが生み出されるよう,資料を読み取るためのヒントを提示しています。50わたしの見方・考え方151みんなで話し合いたいこと1複数の「わたしの問題」を追究したうえで獲得した事実やその社会的意味についての認識を示してい?5年上P.50~51一人一人の「わたしの問題」を話し合うなかで焦ます。※小単元の中には,学習内容のまとまりがあり,その内容を獲得していくための問題解決のサイ点化され,共有化される問題です。クル(次)があります。「わたしの見方・考え方」は,「次」の最終ページに示されています。