ブックタイトル社会科navi Vol.7 教科書特集号

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概要

社会科navi Vol.7 教科書特集号

代表監修者のことば教科書内容見本で解説このページに画面を合わせると,動画が始まります。すぐわかるよくわかる新版『小学社会』広島大学大学院教授池野範男『小学社会』は,社会科を「社会的な見方・考え方」を育てる教科ととらえ,市民社会を取り扱っています。みんなが幸せを願い,社会を作ること,そのような社会を大切にすることを基本に,子どもたちに公共性を育てることを目指しています。具体的には,小単元は,評価の四観点を包括する「社会的な見方・考え方」に基づき,設計しています。そして,子どもの問題意識が,学習の展開に合わせ,「わたしの問題」から「わたしたちの問題」,「社会の問題」へと,より高いレベルに育っていくよう,構成しています。『小学社会』の目指すものは,子どもの社会的な見方・考え方の成長です。子どもの見方・考え方のレベルが上がっていくことで,社会の在り方を学び,社会はみんなの幸せのために作るものだという公共性の育成につなげるのです。もくじいわゆる発展的な学習は,「大きくジャンプ」ページで取り扱っています。また,当該学年の学習指導要領の範囲を超える内容については,「カンガルー」マークをつけ,子どもや先生方にもわかりやすく示しています。教科書掲載の各コーナーや特設ページなどの役割がひとめでわかります。各コーナーや特設ページなどを示すマークとともに,その役割について,わかりやすく解説しています。また,それらがひとめでわかるよう,もくじページに掲載しました。「学び方・調べ方コーナー」については,その一覧をもくじに掲載し,もくじから検索ができるようにしています。名古屋大学名誉教授的場正美『小学社会』は,子どもが追究する問題解決学習を特徴のひとつとしています。問題解決学習は,授業の方法でも,知識を習得する手段でもありません。自分たちの視野に入っている具体的な問題を追究し,解決していく過程のなかで,基礎的・基本的な知識や概念,さまざまな技能を自分の力とし,それを活用する能力を身につけ,社会をよりよく作り変える人間を育てようとしています。子どもの素直な気づきを大切にし,既成の考え方を多角的・多面的にとらえ直し,まわりの友達や地域の人たちとの討論を通して自分なりの考えを練り上げていく問題解決学習の理念は,知識基盤社会と呼ばれる現代社会に子どもが参画し,変革していく基盤になります。1國學院大學教授安野功“みんなで知恵を出し合う問題解決”これが,『小学社会』のめざす新しい社会科学習の姿です。『小学社会』で学ぶ子どもたちは,まず「素朴な目」で社会にあるもの・人・ことに出会い,「わたしの問題」をもちます。子ども一人ひとりの問題解決を保障するのです。その問題について予想し学習計画を立て,自分の体と頭を使って調べ,考え,表現し,追究・解決していきます。さらに,子ども一人ひとりの問題解決の質を高めるために,みんなで知恵を出し,話し合う問題を設定します。それを吟味・検討し合う学習や,その学びを大きくふり返り,自分の考えを記述するダイナミックな言語活動を大切にします。その過程で思考力,判断力,表現力を育て,社会的な見方・考え方の成長を促し,よりよい社会の形成に参画する資質や能力の基礎を育てていくのです。せんたく56?3・4年下表2~※1この事例は,40~52ページの事例とおきかえて学習できます。??3・4年下P.56学習指導要領の「内容の取扱い」に示される,いわゆる選択事例については,「せんたく」マークを掲載しています。また,紙面の下にどの小単元と差し替えが可能かも記述しています。