ブックタイトル社会科navi Vol.7 教科書特集号
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社会科navi Vol.7 教科書特集号
?5年下P.106~107?5年下P.110~111?5年下P.98,100~1013他学年の自然災害に関する単元と配慮事項●自然災害から命を守る情報『小学社会』において,1学習指導要領の学習内容・国や市町村の情報の伝え方を調べる。・ハザードマップを詳しく調べる。に深く結びつく自然災害や防災に関する単元は,中5年下「自然災害から人々を守る」・学習資料(一人一人の判断が命を救う)学年「安全なくらしを守る」の選択教材「地しんに●さまざまな自然災害●自分たちの地域は自分たちで守るそなえて」,5年「国土の環境を守る」の「自然災害~自然災害の防止と・自然災害の年表や写真をもとに,日本の自然・阪神・淡路大震災などでの「自助・共助・公助」から人々を守る」,6年「わたしたちのくらしと政治」国民生活とのかかわり~災害(台風,土石流,高潮,地震,津波,竜巻,大雪,を調べる。火山の噴火)について話し合う。の選択教材「災害の発生と政治のはたらき」である。・防災福祉コミュニティの人の話(自助・共助のキーワード自然災害また,2学習指導要領の内容が災害や防災以外で,1学習指導要領の改訂と「自然災害の防止」キーワード大切さ)自助,共助,公助●自然災害がおきやすい国土地域の開発の視点から教材として扱われている単元34本単元の「自然災害の防止」に関わる学習は,社35・地震や津波がおこるしくみと世界の主な地震のが,中学年「地域のはってんにつくした人々」の「よ会科における防災教育の要となり,命の尊さと生き発生場所を調べる。みがえらせよう,われらの村」である。ていくことの大切さを学ぶ重要な単元である。・気候と自然災害の関係を調べる。ふりかえってみようその他,単元扱いとしてではなく,3防災教育との学習指導要領解説においては,新たに加えられた(みんなで話し合いたいこと1)ゆい…地域の危険な場所を確かめておく。関連をふれる程度に扱われている中学年「わたした「自然災害の防止」について調べる内容を,「自然災自然災害がおきると,わたしたちのくらしや産ゆうき…防災情報を家族と共有する。ちの市のようす」における「公共施設の場所や働き」害の防止と国民生活とのかかわりを取り上げ,我が業にどのようなえいきょうがあるのだろう。あおい…自然災害による被害を語りつぐ。の「ぼうさいセンター」である。国の国土では地震や津波,風水害,土砂災害,雪害はると…地域で結びつきを大切にする。●困難なくらしと支え合う人々こうしたふれる程度の扱い方は,実際の学習活動などの様々の自然災害が起こりやすいこと,その被・阪神・淡路大震災の被害にあった人たちのくらにおいては,3・4年の身近な地域に残る「受け継が害を防止するために国や県などが様々な対策や事業キーワードしのようすを調べる。ライフライン本単元において,単元の導入として日本の多様なれてきた文化財としての砂防施設,防災に関わる碑を進めていることなどを調べること」としている。・阪神・淡路大震災で被害にあった人の話自然災害とその被害のようすなどを調べ,自然災害や言い伝え」,「飲料水,電気,ガスの確保」に関連また,この学習を通して,「環境保全のために国民・学習資料(災害時の日本人のすがた)一人一人の協力が必要であることや,自然災害が起こりやすい我が国においては,日ごろから防災に関する情報に関心をもつなど,国民一人一人が防災意識を高めることが大切であることについても気付くように配慮すること」や,「国土の環境が人々の生活や産業と密接な関係をもっていることを考えること●産業へのえいきょう・東日本大震災が,水産業,農業,自動車部品工場などの産業にあたえた影響を調べる。・学習資料(福島第一原子力発電所の事故)(みんなで話し合いたいこと2)自然災害から命やたいせつなものを守るためのくらしや産業への影響,自然災害に備えるための取り組みについて様々な資料の活用を図りながら,具体的に追究している。資料を活用する上での留意点として,子ども自身が自然災害の防止の情報を集め,具体的に調べるためには,自然災害は地域によって異なることから,しての「災害発生時におけるインフラの破壊」,5年の「情報化した社会の様子」での「防災事例」,6年の「国際協力」における「外国での巨大地震や津波への国際貢献活動」など,多くの事例が考えられる。単元の内容が防災教育に深く結びつく1の場合には,取り扱い方として問題は生じないが,教材レベができるようにすること」を求めている。に,どのような備えや取り組みがおこなわれて各校の子どもたちが興味をもって追究する自然災害ルで防災教育と関連している2や,ふれる程度の3いるのだろう。の写真や動画などの資料を発掘することが大切であの場合においては,単元の固有な学習内容と防災教2「自然災害から人々を守る」の展開とは?新版『小学社会』の「自然災害から人々を守る」●自然災害に備えるために・防災のしせつを調べる。る。また,想定外の大規模災害では,自助と共助が前提となっての公助であることに気づかせる資料の育が目指していることとのくい違いが生じる恐れがあり,ここでは,単元固有の学習内容と目標を第一の単元展開を見てみよう。・府庁の人の話防災,減災発掘と指導が必要となる。義に考えることが重要である。キーワード