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概要

社会科navi Vol.8

TOPICS ICT活用『堺スタイル』によるタブレット端末活用による授業改善の取組堺市教育センター1.タブレット端末整備の方向性国や各自治体でタブレット端末整備の実証実験が行われ,本市においてもタブレット端末についての方針検討を始めました。タブレット端末はこれまでの本市のノートパソコンと比較し,可搬性に優れ,起動が早く,より直感的に操作が可能です。これらの特徴から,多くの自治体で子ども一人一台の環境構築が検討されていましたが,本市では,タブレットの特徴は教員が指導用として利用する場合でも大きなアドバンテージであり,これまでの教育用ノートパソコンに置き換え,既設の大型デジタルテレビと無線で接続し,教員が提示用としてタブレット端末を活用することで,これまで活用が日常的に行われなかった要因をクリアできると考えました。こうして,タブレット端末の特徴を活かし,従来の授業手法と融合させ,教員がタブレット端末を指導に用いるスタイルを『堺スタイル』と呼び,平成26年1月から全小学校の普通教室で一斉に運用を開始しています。○本市にとってタブレット端末の効果的な活用方法は,「教員が指導用として,タブレット端末と大型デジタルテレビを接続して活用」するスタイルであり,ICT活用と「従来からの授業手法」との融合を実現させる効果的な手法である。⇒堺スタイル○整備にあたっては,校種内で一斉に一律の環境を整えることが望ましい。?○全小学校のすべての普通教室に1台ずつタブレット端末を整備し,既設の大型デジタルテレビと無線で接続することで授業改善を図る。平成25年度:支援学級を除く全普通教室に整備(約1,500教室)平成26年度:支援学級および特別教室に整備(約500教室)○平成25年度,支援学校に数台のタブレット端末を整備。?タブレット端末整備で課題を解決し,授業改善へ「堺スタイル」のイメージ10