ブックタイトル社会科navi Vol.8
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社会科navi Vol.8
2.研修と活用の状況活用をすすめるには研修の充実が重要です。タブレット端末の整備にあたっては「整備前」「整備後」に研修を実施しました。まず「整備前」の研修では,本市の考えるタブレット活用の考え方を多くの教員が理解できるように,平成25年の夏季休業中に操作研修を39回実施し,各小学校の管理職および教員のべ800名が参加しています。ここでは,タブレット端末活用の考え方を中心に,様々な活用シーンの紹介と操作体験を実施しました。参加者からは,「整備されるのが楽しみだ」「いろいろな場面で使いたい」といった意見が多く聞かれました。また,整備後は,各学校に専門の講師を派遣し,実際に整備されたタブレット端末に関する操作方法等を中心に研修を実施しました。次に活用の状況について,整備完了から約1か月後および本年度6月に,タブレット端末が配置された小学校の全担任教員を対象にアンケートを実施しました。本年度6月の調査では教室で行った全授業数のうちタブレット端末を活用した授業の割合が52%という結果となり,高い活用率であると判断しています。今回の『堺スタイル』によるタブレット整備で「すべての教員がICTを活用した授業を行う」という目標は達成できたと考えています。整備完了から約8か月,タブレット端末が授業における効果的なツールとして活用がすすんでいます。今後は「本当に効果のある活用方法を研究していく」段階と考えています。11