ブックタイトル令和3年度版「美術」内容解説資料

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概要

令和3年度版「美術」内容解説資料

26 27折って実感,屏風のしかけ立てて鑑賞できる二つの国宝本教科書は,生徒が知識を実感的に理解するための工夫をしています。美術1p.32-37「屏風,美のしかけ」では,屏風の奥行きや見え方の違いを実感できるように,実際に折って立てて鑑賞できる観音開きの造本にしました。作品解説や関連した知識と併せて学習することで,より作者の思いを考え,生徒同士で対話的な活動を行うことができます。屏風についての知識も掲載基本的な屏風の仕組みを解説し,鑑賞する際にも確認ができるようになっています。QRコンテンツで鑑賞する屏風が暗い部屋に置かれた場面を想定し,複製品をろうそくの光で照らした動画を収録しています。作品のモチーフに触れる作品解説では,伊勢物語の和歌が発想のきっかけになったことや,燕子花の写真を紹介しています。1p.32-37「屏風,美のしかけ」立たせやすさに配慮しました通常のページよりも厚い用紙を使用し,立ちやすいように造本上の配慮をしました。対話しながら深まる学び鑑賞を通して感じたことを基に,生徒と作品や生徒同士の対話が生まれます。多様なものの見方・考え方が育める授業展開がしやすいページ構成を心掛けました。観音を開ける楽しさ尾形光琳の「燕子花図」両観音の中面には,尾形光琳の「燕子花図」の右隻を掲載し,屏風の絵の立体感を十分に感じられるように配置しました。表面には,俵屋宗達の「風神雷神図屏風」観音ページ中面に掲載の「燕子花図」と折が合うように配置しました。特色2 生徒が自ら学びたくなる教科書