ブックタイトル令和3年度版「美術」内容解説資料
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令和3年度版「美術」内容解説資料
60 61情報機器の利用についてタブレットコンピューターやカメラ機能を使って表現や鑑賞している様子が掲載され,情報機器の活用例が示されている。また,「学びを支える資料」では,写真の撮影方法や動画のつくり方について説明されている。【題材において】(1p.16-17/2・3上p.10-11/p.18-19/p.36-37/p.40-41/2・3下p.14-15/p.38-39/p.40-41/p.44-45)【学びを支える資料】(2・3上p.55/2・3下p.57)情報活用能力の育成について情報モラルについて撮影する際の注意が示されている。また肖像権や著作権についても示されている。2・3下p.40-41「動きを生かして印象的に」2・3下p.57「動画をつくる」知的財産権や肖像権への配慮各巻の「この教科書で学ぶみなさんへ・目次」において「作品について注意しよう」が示されるなど,作品の著作権など知的財産権についての注意や,撮影における肖像権の注意が喚起されている。各巻の「この教科書で学ぶみなさんへ・目次」(1,2・3上p.8-9/2・3下p.6-7)2・3下p.57「動画をつくる」プログラミング教育への配慮主に発想や構想の手立てのページにおけるアイデア出しから作品完成までのプロセスや,デザインや工芸の題材ページにおける制作のプロセスなど,プログラミング的思考に関連する内容が示されている。1p.58-59「発想・構想の手立て/鈴木康広」2・3上p.40-41「その一枚が人を動かす」2・3下p.38-39「魅力を伝えるパッケージ」2・3下p.44-45「人が生きる社会と未来」教科書QRコンテンツについて全教材を通じて,適宜QRコードを設定し,生徒が主体的にQRコンテンツを活用できる工夫がされている。また,教科書以外にも,学習者用デジタル教科書や,教師用指導書同梱の指導者用デジタル教材を別途提供する体制が整えられている。内容解説資料p.29を参照ください。環境教育への配慮自然材や,再利用できる材料を使用する題材を設定し,環境問題への関心を高める工夫がされている。全教材を通して環境や安全について考えながら未来の町をつくる題材が掲載され,環境問題への関心を高められるように配慮されている。2・3上p.48-49「憩いを生み出す場所」2・3下p.44-45「人が生きる社会と未来」キャリア教育との関連学びを振り返り,人生にどう生かすか考えることができるページや,アーティストのインタビューなどが設定され,学びと将来とのつながりについて考えられるように配慮されている。2・3下p.46-47「笑顔が生まれる鉄道デザイン」2・3下p.58-59「社会に生きる美術の力」人権尊重の視点家族や高齢者,地域の方,障がいのある人たちなどに対して,日頃から優しい気持ちで向き合い,思いやりを持てるように,題材を通して,心豊かで,慈愛のある人間性が育まれるように配慮されている。1p.18-19「人間っておもしろい」2・3上p.44-45「暮らしやすさのデザイン」美術科の活動を通して,身近な地域,社会とつながる活動を紹介することで,人との触れ合いや共生を通して造形表現を深めていくことができるように工夫されている。1p.44-45「印象に残るシンボルマーク」1p.56-57「祭りを彩る造形」2・3上p.36-37「ジジジチカピカ ポッポッパッ」2・3上p.38-39「ひと目で伝えるための工夫」2・3下p.44-45「人が生きる社会と未来」あらゆる立場の作家や活動を紹介し,人との触れ合いや共生への意識を高める工夫がされている。全教材を通して題材や資料ページにおいて,平和や人権に関わる作家作品やポスターなどが取り上げられている。2・3上p.40-41「その一枚が人を動かす」2・3上p.46-47「デザインで人生を豊かに」2・3下.24-29「あの日を忘れない」作品の掲載においては,外国の生徒や作家作品,アール・ブリュットの作品などが取り上げられていて,教科書全体を通して多様性を尊重しながら学ぶことができるように工夫されている。【諸外国の生徒の作品】(1p.18/2・3下p.10/p.13)【諸外国の作家の作品など】全教材を通して【アール・ブリュット作品】(2・3下p.50-51)伝統文化・地域文化に関して題材や資料において,伝統工芸や伝統文化に関わる作品が多く取り上げられている。地域文化について考えながら活動している事例が紹介されている。また,アイヌや沖縄の文化なども取り上げ,日本の伝統文化の多様性が示されている。【題材】(1p.22-23/p.28-29/p.32-37/p.44-45/p.46-47/p.52-53/p.56-57/2・3上p.20-21/p.24-29/p.30-31/p.32-33/p.34-35/2・3下p.30-31/p.32-33/p.36-37)【学びを支える資料】(1p.65/2・3上p.52-53/p.58-59/p.60-61/p.65/2・3下p.48-49/p.54)防災・安全に関して教科書全てにおいて,用具の安全な使い方や,活動場所の安全を確認することなどが必要な場面において喚起するマークが設定されていて,安全に配慮する態度を養うことができるように工夫されている。全教材を通して防災研究の専門家である河田惠昭先生(関西大学 特別任命教授),片田敏孝先生(東京大学大学院情報学環 特任教授)による全面的な校閲のもと編集されている。全教材を通して防災・安全について,防災看板のピクトグラムや,震災からの復興を願った展示の様子などが掲載され,防災への考えを深められるように配慮されている。1p.74-75「美術館へ行こう」2・3上p.38-39「ひと目で伝えるための工夫」特別支援教育への配慮色覚特性の有無に関わらず,全ての生徒が等しく学べるよう,コントラストや文字の背景色など,カラーユニバーサルデザインに配慮して編集されている。題材の分野を示すアイコンは,誰もが見やすく見分けやすい配色によるデザインで作成されている。全教材を通して誰にとっても読みやすいように,文字は読みやすさを重視したフォントが選ばれており,行間や文字色,背景色とのコントラスト等にも配慮されている。全教材を通して特別支援教育の専門家である大内進先生(国立特別支援教育総合研究所名誉所員・特任研究員)による,全面的な校閲のもと編集されている。全教材を通して多様な表現を認められるように,参考作品における支持体の大きさ,形,素材はさまざまなものが取り上げられている。また,障がいの有無に関わらず生徒が題材に主体的に取り組めるように,さまざまな発想のきっかけを持つ題材が設定されている。また,一つの題材の中でいくつかの実践パターンが示され,生徒の実態に応じて材料の種類や数を絞るなど実践方法を変えられるように配慮されている。また,教科書とは別に,18,22,26ポイントと文字の大きさを変えた,三種類の拡大教科書を制作したり,文字の拡大や音声の読み上げなど,学習支援のための機能を備えた学習者用デジタル教科書を制作したりする体制が整えられている。全教材を通して手で触って作品を鑑賞する美術館の事例が掲載され,触覚で鑑賞する方法が提案されている。2・3下p.50-51「さまざまなアートに触れよう」国際理解教育への配慮諸外国の生徒の作品や作家の作品,建築物などを取り上げ,それぞれの国による表現方法や風土の違い,共通点を理解し学ぶ中で,国際理解の大切さや平和の発展に寄与する態度が身に付くように工夫されている。【諸外国の生徒の作品】(1p.18/2・3下p.10/p.13)【諸外国の作家の作品など】全教材を通して持続可能な社会に関して(ESD)生徒が,持続可能な社会のつくり手として,現代的な諸課題について美術科との関わりを通して考えを深められるよう,環境,伝統文化・地域文化,多文化共生,国際理解,平和・人権,防災・安全に関わる題材や事例が取り上げられている。2・3上p.38-39「ひと目で伝えるための工夫」2・3上p.40-41「その一枚が人を動かす」2・3上p.44-45「暮らしやすさのデザイン」2・3上p.46-47「デザインで人生を豊かに」2・3下p.14-15「仲間との交流の中から」2・3下.24-29「あの日を忘れない」2・3下p.36-37「私の色 みんなの色」形と色彩で象徴的に表現したポスターのデザイン例として持続可能な開発目標(SDGs)を取り上げていて,多文化共生について考えながら学べるように配慮されている。2・3上p.40-41「その一枚が人を動かす」資料 教科書検討の観点からみた特色教科書検討の観点内容の特色主な関連ページ教科書検討の観点内容の特色主な関連ページ