ブックタイトル令和3年度版「中学道徳 あすを生きる」内容解説資料

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概要

令和3年度版「中学道徳 あすを生きる」内容解説資料

40各学期末に,印象に残ったことや自分にプラスしたいことなどを書いてみよう。道徳科で学んだことを振ふり返ってみよう◆ 保護者記入欄◆ 保護者記入欄◆ 保護者記入欄    期    月    日学習(教材名):  道徳科で学んだことや,これからの自分にプラスしたいことなど:印象に残ったことやその理由:      期    月    日学習(教材名):  道徳科で学んだことや,これからの自分にプラスしたいことなど:印象に残ったことやその理由:      期    月    日学習(教材名):  道徳科で学んだことや,これからの自分にプラスしたいことなど:印象に残ったことやその理由:  10 道徳ノート 別冊_1年.indd 40 2020/02/28 14:39:29「道徳ノート」を活用することで、道徳科で求められる「生徒一人ひとりを励ます個人内評価」が無理なく実現でき、家庭との連携も図ることができます。巻末には,学期ごとの振り返りページを設けました。特に印象に残った学習(教材名)を取り上げながら振り返ることもできます。生徒自身も、自分の成長や変化を実感できます。Aさんは自分のこととして考えて書いていたな…Bさんはみんなの考えを広げる意見を発表していたな…保護者が子どもの学びや成長を確認でき,学校と家庭との連携が図れます。授業中の見取り学期ごとの振り返り生徒一人ひとりの評価1 時間ごとの記録特色4心の成長を記録する(別冊「道徳ノート」)評価への活用、家庭との連携成長の記録を次につなげる定期的な成長記録保護者記入欄 参考:「『特別の教科 道徳』の指導方法・評価等について(報告)」文部科学省による●生徒一人ひとりの学習状況や道徳性に係る成長の様子を見取る●数値ではなく記述式で評価●個々の内容項目ごとではなく大くくりなまとまりを踏まえた評価●他の生徒との比較ではなく、生徒の成長を積極的に受け止めて認め、励ます個人内評価●観察や会話、作文やノートなどの記述、質問紙などをとおして見取る●入学者選抜の合否判定に活用しない道徳科における評価「道徳科で学んだことを振り返ってみよう」全学年 道徳ノート p.4022「道徳ノート」で家庭と連携できるのはいいですね。私のクラスのBさんは、中学生になってから授業の様子を家庭で話すことが少なくなったようです。しかし、ある授業でBさんが「道徳ノート」に書いた意見がとても素晴らしかったので、評価でも取り上げたところ、保護者の方から「自分の子どもの成長がわかってうれしい」と喜ばれました。「道徳ノート」があると、発言の苦手な生徒の学習状況が把握できるので助かっています。私のクラスのAさんは、とてもおとなしい生徒です。授業でも発表することはあまりないのですが、「道徳ノート」に友達の意見を丁寧にメモしながら考えている様子が見られました。特 色1特 色2特 色3特 色4「道徳ノート」を活用した評価の例道徳科の授業をとおして,さまざまな考えがあることを理解し,相手の立場で考えていました。「五月の風―カナ―」では,自分とは違う多様な意見を聞き,「道徳ノート」からは,自分で考え判断したことを曲げずにやりとおそうとする思いや,相手の気持ちを考えて行動することの大切さについて,よく考えていることがわかりました。A さんへの評価文道徳科の時間をとおして,友達の考えをよく聞いて受け入れながら,自分の考えを広げていました。「挫折から希望へ」では,話し合いで自分とは違う考えに触れ,「道徳ノート」には「あきらめないこともあきらめることもあっていい」「自分自身で決めればいい」という記述があり,異なるどちらの考えも理解しようとしていました。B さんへの評価文23