ブックタイトル令和3年度版「中学道徳 あすを生きる」内容解説資料

概要

令和3年度版「中学道徳 あすを生きる」内容解説資料

5105101520183 34「肝心」のバスガイド18234「肝心」のバスガイド34「肝ちむぐくる心」のバスガイド崎さき原はら真ま弓ゆみふるさとへの思い沖おき縄なわには、全国各地から多くの観光客や修学旅行生が訪おとずれます。沖おき縄なわの青い海と広くて明るい空に癒いやされ、人々は笑えがお顔で帰っていきます。沖おき縄なわ県久く米め島じまに生まれ育ち、バスガイドとして三十年以上働いてきた崎さき原はら真ま弓ゆみさんもまた、笑えがお顔で人々を迎むかえ、そして送り出しながら祈いのります。「沖おき縄なわの心が、世界平和を願う心が、どうか伝わっていますように。」と―。崎さき原はらさんのガイドは明るさと工く夫ふうをこらした演出で広く知られ、全国からの予約が絶えません。しかし、今でこそ「スーパーバスガイド」と呼ばれる崎さき原はらさんにも、悩なやんだ時期がありました。高校を卒業後、最初に就職した沖おき縄なわのバス会社のルールの中では、崎さき原はらさんがガイドとして本当にやりたいことが実現できず、行き詰づまってしまったのです。その後、「環かん境きょうを変えたい。」と生まれて初めて沖おき縄なわを出て、兄が働いていた岐ぎ阜ふ県で再びバスガイドとして働きました。ところが、沖おき縄なわの歌を歌えば涙なみだ、久く米め島じまの歌を歌えば家族が思い出されてまた涙なみだ。「離はなれてみて初めて、自分にとってどんなに沖おき縄なわや家族が大切かを思い知りました。」と崎さき原はらさんは振ふり返ります。三年後、沖おき縄なわに戻もどった崎さき原はらさんは「沖おき縄なわのことや伝え方を学び直そう。」と決意します。いったん離はなれたことで、ふるさとへの愛情に火がついたのです。たくさんの本や資料を読み、神話の時代や琉りゅう球きゅう王国の時代まで遡さかのぼり、歴史を学びました。すると、小さな島々に生きる人々が、近きん隣りんの国と交流してきた姿が浮うかび上がってきました。「琉りゅう球きゅう王国の時代、琉りゅう球きゅう人たちが大切にしていたのが『いちゃりばちょーでー』。一度出会ったら皆みなきょうだい、家族だということ。ほかの国々と家族のように交流し貿易をして、子や孫、ひ孫の代までこの国を発展させていこうとしたのです。いろいろな国々とつながる海を『希望の道』と捉とらえた、先人たちのダイナミックな発想や心のもち方に、とても感動しました。」江え戸ど時代に入り、王国が薩さつ摩ま藩はんの支配下に置かれてからも、そうした姿勢は受け継つがれてきました。王国の人々は、ヤマトで歌か舞ぶ伎きや浄じょう瑠る璃り、能や狂きょう言げんなどの芸能に触ふれ、五感でそれらを吸収したのです。そして、歌か舞ぶ伎きや能を取り入れた組くみ踊おどりをはじめ、たくさんの芸能が生まれました。「危機の中にも希望を見いだすプラス思考。そして、すべてのものに感謝し、相手を思いやる心。琉りゅう球きゅう人たちのこうした『肝ちむぐくる心』を、歴史や文化をとおして知るにつれ、誇ほこらしさで胸がいっぱいになります。」▼▲ヤマト日本の古い呼び名。沖おき縄なわの方言で、沖おき縄なわ以外の日本の土地を表す言葉の一つでもある。●バスの中では，舞ぶ踊よう，民みん謡よう，琉りゅう球きゅう空手などを実際に披ひ露ろうする??????????????????????????????????????????????????????????????????に癒いやされ、人々は笑えがお顔で帰っていきます。沖おき縄なわ県久く米め島じまに生まれ育ち、バスガイドとして三十年以上働いてきた崎さき原はら真ま弓ゆで人々を迎むかえ、そして送り出しながら祈いのります。「沖おき縄なわの心が、世界平和を願う心が、どうか伝わっていますように。」と―。崎さき原はらさんのガイドは明るさと工く夫ふうをこらした演出で広く知られ、全国からの予しかし、今でこそ「スーパーバスガイド」と呼ばれる崎さき原はらさんにも、悩なやんだ時期高校を卒業後、最初に就職した沖おき縄なわのバス会社のルールの中では、崎さき原はらさんがにやりたいことが実現できず、行き詰づまってしまったのです。その後、「環かん境きょをう変えたい。」と生まれて初めて沖おき縄なわを出て、兄が働いていた岐イドとして働きました。ところが、沖おき縄なわの歌を歌えば涙なみ、だ久く米め島じまの歌を歌えば家また涙なみ。だ「離はなれてみて初めて、自分にとってどんなに沖おき縄なわや家族が大切かを思い知りましと崎さき原はらさんは振ふり返ります。三年後、沖おき縄なわに戻もどった崎さき原はらさんは「沖おき縄なわのことや伝え方を学び直そう。」と決ん離はなれたことで、ふるさとへの愛情に火がついたのです。たくさんの本や資料を読み、神話の時代や琉りゅう球きゅ王う国の時代まで遡さかのりぼ、歴史を学小さな島々に生きる人々が、近きん隣りんの国と交流してきた姿が浮うかび上がってきまし「琉りゅう球きゅ王う国の時代、琉りゅう球きゅう人たちが大『いちゃりばちょーでー』。一度出会い、家族だということ。ほかの国々流し貿易をして、子や孫、ひ孫の代させていこうとしたのです。いろいる海を『希望の道』と捉とらえた、先人クな発想や心のもち方に、とても感江え戸ど時代に入り、王国が薩さつ摩ま藩はんのからも、そうした姿勢は受け継つがれの人々は、ヤマトで歌か舞ぶ伎きや浄じょう瑠る璃芸能に触ふれ、五感でそれらを吸収し歌か舞ぶ伎きや能を取り入れた組くみ踊おどりをはじ能が生まれました。「危機の中にも希望を見いだすプすべてのものに感謝し、相手を思いちのこうした『肝ちむぐくる心』を、歴史や文につれ、誇ほこらしさで胸がいっぱいに▼●バスの中では，舞ぶ踊よう，民みん謡よう，琉りゅう球きゅう空手などを実際に披ひ露ろうする5105101520183 34「肝心」のバスガイド18234「肝心」のバスガイドくる心」のバスガイド崎さき原はら真ま弓ゆみくの観光客や修学旅行生が訪おとずれます。沖おき縄なわの青い海と広くて明るい空っていきます。、バスガイドとして三十年以上働いてきた崎さき原はら真ま弓ゆみさんもまた、笑えがお顔しながら祈いのります。う心が、どうか伝わっていますように。」と―。と工く夫ふうをこらした演出で広く知られ、全国からの予約が絶えません。バスガイド」と呼ばれる崎さき原はらさんにも、悩なやんだ時期がありました。した沖おき縄なわのバス会社のルールの中では、崎さき原はらさんがガイドとして本当、行き詰づまってしまったのです。」と生まれて初めて沖おき縄なわを出て、兄が働いていた岐ぎ阜ふ県で再びバスガろが、沖おき縄なわの歌を歌えば涙なみだ、久く米め島じまの歌を歌えば家族が思い出されてとってどんなに沖おき縄なわや家族が大切かを思い知りました。」らさんは「沖おき縄なわのことや伝え方を学び直そう。」と決意します。いったの愛情に火がついたのです。、神話の時代や琉りゅう球きゅう王国の時代まで遡さかのぼり、歴史を学びました。すると、近きん隣りんの国と交流してきた姿が浮うかび上がってきました。「琉りゅう球きゅう王国の時代、琉りゅう球きゅう人たちが大切にしていたのが『いちゃりばちょーでー』。一度出会ったら皆みなきょうだい、家族だということ。ほかの国々と家族のように交流し貿易をして、子や孫、ひ孫の代までこの国を発展させていこうとしたのです。いろいろな国々とつながる海を『希望の道』と捉とらえた、先人たちのダイナミックな発想や心のもち方に、とても感動しました。」江え戸ど時代に入り、王国が薩さつ摩ま藩はんの支配下に置かれてからも、そうした姿勢は受け継つがれてきました。王国の人々は、ヤマトで歌か舞ぶ伎きや浄じょう瑠る璃り、能や狂きょう言げんなどの芸能に触ふれ、五感でそれらを吸収したのです。そして、歌か舞ぶ伎きや能を取り入れた組くみ踊おどりをはじめ、たくさんの芸能が生まれました。「危機の中にも希望を見いだすプラス思考。そして、すべてのものに感謝し、相手を思いやる心。琉りゅう球きゅ人うたちのこうした『肝ちむぐくる心』を、歴史や文化をとおして知るにつれ、誇ほこらしさで胸がいっぱいになります。」▼▲ヤマト日本の古い呼び名。沖おき縄なわの方言で、沖おき縄なわ以外の日本の土地を表す言葉の一つでもある。●バスの中では，舞ぶ踊よう，民みん謡よう，琉りゅう球きゅう空手などを実際に披ひ露ろうする85 1-34_「肝心」のバスガイド_200203.indd 182-183 2020/02/28 11:29:405105101520185 34「肝心」のバスガイドした。そして、「こんなことは二度と繰くり返してはならない。そのためには、記き憶おくを語り継ついでいかねば。」という思いを強くしたのです。「戦争を体験していない自分が話していいのか。県外の人が聞いたら、『被ひ害がい者意識だ。』などと反発されないだろうか。」そんな葛かっ藤とうや不安を抱かかえながらも、崎さき原はらさんはガイドの中に沖おき縄なわ戦の話を組み入れ始めました。そんな崎さき原はらさんに、戦争体験者の人たちは、「今、伝えていかないと。私たちの代わりに伝えてね。」と背中を押おしてくれました。崎さき原はらさんは笑えがお顔で力強く語ります。「ただ、肝ちむぐくる心は楽しく前向きな気持ちばかりではありません。人間、生きているとつらく悲しい経験もあります。それを乗り越こえていかないといけない。沖おき縄なわの場合は、戦争でした。」第二次世界大戦の終戦間近、沖おき縄なわにアメリカ軍が上陸し、地上戦が繰くり広げられました。沖おき縄なわの人々は、いや応なく壮そう絶ぜつな戦争に巻き込こまれたのです。生まれたばかりの赤ちゃん、育ち盛ざかりの子どもたち、穏おだやかに暮らしていたお年寄りまで―。生き延びるために逃にげ込こんだガマも、地じ獄ごくでした。物音を立てれば敵に見つかってしまうという恐きょう怖ふの中で、不安と空腹に泣き叫さけぶ赤ちゃんとその母親に向けられる、険しいまなざし。赤ちゃんを守ろうと口を塞ふさぎ、窒ちっ息そくさせてしまった母親や、「黙だまらせろ。」という声に耐たえきれず、赤ちゃんを抱だいて出ていった母親もいました。崎さき原はらさんは、こうした経験を伝えている戦争体験者の人たちに話を聞いて回りま▼自分のふるさとに対する誇ほこりもつらい経験も、心を込こめて真っすぐに伝える―。崎さき原はらさんの思いは、出会った人たちに確実に伝わっていきました。修学旅行で訪おとずれたある中学生は、「僕ぼくたちも、自分のふるさとの宝物を見つけたい。」と感想を伝えてくれました。別れぎわ、校歌を歌って聞かせてくれた学校もあります。そんな交流がまた、崎さき原はらさんの元気の源になります。今、崎さき原はらさんに迷いはありません。さまざまな力に翻ほん弄ろうされながらも、肝ちむぐくる心を引き継ついできたふるさと。沖おき縄なわ戦という大きな傷を今も抱かかえながら、だからこそ命が大切と伝え続けるふるさと。自分が育ったふるさと。「沖おき縄なわの歴史の中から平和と命の尊さを学びとり、未来につなげてほしい。皆みなさんのふるさとにも思いをはせてほしい。そのために自分が役に立てたら、これほどうれしいことはありません。」今日も崎さき原はらさんは、マイクを手に笑えがお顔で人々を迎むかえています。作・編集委員会長いあいだ受け継つがれてきたものには、多くの人の魂たましがいしみ込こんでいます。五感をはたらかせ、その真しん髄ずいにあるものをひもといていくような気持ちで向き合ってください。皆みなさんの地域にもさまざまな行事があるでしょう。そこにある、先祖や地域の人の思いを知ってほしいと思います。いちばんの宝は、自分の生まれ育ったふるさと。みんながお互たがいのふるさとに感謝する気持ちを大切にすれば、争いは起こらないはずです。崎さき原はら真ま弓ゆみさんからあなたへ▲ガマ自然洞どう窟くつ。沖おき縄なわ戦では住民や日本兵の避ひ難なん場所として使われた。崎さき原はらさんの行動を支えているものはなんだろう。考えてみよう18434「肝心」のバスガイド私の生き方自分のふるさととの向き合い方を考えてみよう。自分にプラスワン●ひめゆりの塔とうをガイドしながら，戦争でなくなった人々に祈いのりをささげる崎さき原はらさん??????????????????????????????????????????????????????????????????CMYKC : 50 M : 0 Y : 100 K : 0C : 10 M : 100 Y : 50 K : 0C : 0 M : 35 Y : 85 K : 0C : 0 M : 0 Y : 0 K : 100クリック，タップで簡単拡大表示主要登場人物・作者，場面絵・写真，発問が拡大表示できます。場面絵のスライドショー，オリジナル発問の作成も可能です。指導者用デジタル教材教科書誌面をデジタル化し、豊富な機能やコンテンツを用意しました。必要に応じて活用することで、授業の幅がぐんと広がります。1年p.182「34『肝心』のバスガイド」教師用指導書セットに付属しています。※「指導者用デジタル教材」は，従来の「指導者用デジタル教科書」と同様のものです。表示ソフトウェアは「まなビューア」を採用しています。開発中のため，内容や仕様は予告なく変更になる場合があります。授業中の「あったらいいな」を実現登場人物・作者拡大場面絵・写真拡大38教師用指導書のご案内5106近くにいた友36ああ、もうだめだ。力ちかのら限げん界かいだ……。よしっ、あと一いっ回かい……。腹ふっ筋きんをしているとき、腹ふっ筋きんを済すませた信しん也やが笑わらいながら僕ぼくに言いった。「おいオサム、本ほん当とうに体たい力りょねくえなあ。」信しん也やときたら、小しょう学がく生せいのときから僕ぼくをからかう。信しん也やの言いい方かたが気きにくわない。信しん也やに追おいつきたい、ぜったいに負まけるものか。でも、信しん也やにはとうてい勝かてそうにない。信しん也やほどでなくてもいいから、僕ぼくにもほんの少すこしだけあんな運うん動どう神しん経けいがほしい。僕ぼくはこれまで、レギュラーになりたい一いっ心しんで、誰だれよりも早はやくグラウンドに出でて練れん習しゅにう励はげんできた。野やく球きゅう部ぶの先せん生せいからも、「いいか、自じ分ぶんにはできないと思おもったら、人ひとより多おおく練れん習しゅうしなければいけないぞ。」と言いわれる。僕ぼくもそう思おもう。だから、いつも一いち番ばんにグラウンドに来くる。信しん也やが十じゅっ周しゅう走はしるなら、遅おそくてもいいから十じゅっ周しゅう半はんを走はしる。でも、今きょう日も守しゅ備び練れん習しゅのうときにミスをしてしまった。6近くにいた友心こころから信しん頼らいできる友とも達だちオサム信しん也や崎原さんの行動を支えているものはなんだろう。5105101520185 34「肝心」のバスガイドした。そして、「こんなことは二度と繰くり返してはならない。そのためには、記き憶おくを語り継ついでいかねば。」という思いを強くしたのです。「戦争を体験していない自分が話していいのか。県外の人が聞いたら、『被ひ害がい者意識だ。』などと反発されないだろうか。」そんな葛かっ藤とうや不安を抱かかえながらも、崎さき原はらさんはガイドの中に沖おき縄なわ戦の話を組み入れ始めました。そんな崎さき原はらさんに、戦争体験者の人たちは、「今、伝えていかないと。私たちの代わりに伝えてね。」と背中を押おしてくれました。崎さき原はらさんは笑えがお顔で力強く語ります。「ただ、肝ちむぐくる心は楽しく前向きな気持ちばかりではありません。人間、生きているとつらく悲しい経験もあります。それを乗り越こえていかないといけない。沖おき縄なわの場合は、戦争でした。」第二次世界大戦の終戦間近、沖おき縄なわにアメリカ軍が上陸し、地上戦が繰くり広げられました。沖おき縄なわの人々は、いや応なく壮そう絶ぜつな戦争に巻き込こまれたのです。生まれたばかりの赤ちゃん、育ち盛ざかりの子どもたち、穏おだやかに暮らしていたお年寄りまで―。生き延びるために逃にげ込こんだガマも、地じ獄ごくでした。物音を立てれば敵に見つかってしまうという恐きょう怖ふの中で、不安と空腹に泣き叫さけぶ赤ちゃんとその母親に向けられる、険しいまなざし。赤ちゃんを守ろうと口を塞ふさぎ、窒ちっ息そくさせてしまった母親や、「黙だまらせろ。」という声に耐たえきれず、赤ちゃんを抱だいて出ていった母親もいました。崎さき原はらさんは、こうした経験を伝えている戦争体験者の人たちに話を聞いて回りま▼自分のふるさとに対する誇ほこりもつらい経験も、心を込こめて真っすぐに伝える―。崎さき原はらさんの思いは、出会った人たちに確実に伝わっていきました。修学旅行で訪おとずれたある中学生は、「僕ぼくたちも、自分のふるさとの宝物を見つけたい。」と感想を伝えてくれました。別れぎわ、校歌を歌って聞かせてくれた学校もあります。そんな交流がまた、崎さき原はらさんの元気の源になります。今、崎さき原はらさんに迷いはありません。さまざまな力に翻ほん弄ろうされながらも、肝ちむぐくる心を引き継ついできたふるさと。沖おき縄なわ戦という大きな傷を今も抱かかえながら、だからこそ命が大切と伝え続けるふるさと。自分が育ったふるさと。「沖おき縄なわの歴史の中から平和と命の尊さを学びとり、未来につなげてほしい。皆みなさんのふるさとにも思いをはせてほしい。そのために自分が役に立てたら、これほどうれしいことはありません。」今日も崎さき原はらさんは、マイクを手に笑えがお顔で人々を迎むかえています。作・編集委員会長いあいだ受け継つがれてきたものには、多くの人の魂たましがいしみ込こんでいます。五感をはたらかせ、その真しん髄ずいにあるものをひもといていくような気持ちで向き合ってください。皆みなさんの地域にもさまざまな行事があるでしょう。そこにある、先祖や地域の人の思いを知ってほしいと思います。いちばんの宝は、自分の生まれ育ったふるさと。みんながお互たがいのふるさとに感謝する気持ちを大切にすれば、争いは起こらないはずです。崎さき原はら真ま弓ゆみさんからあなたへ▲ガマ自然洞どう窟くつ。沖おき縄なわ戦では住民や日本兵の避ひ難なん場所として使われた。崎さき原はらさんの行動を支えているものはなんだろう。考えてみよう18434「肝心」のバスガイド私の生き方自分のふるさととの向き合い方を考えてみよう。自分にプラスワン●ひめゆりの塔とうをガイドしながら，戦争でなくなった人々に祈いのりをささげる崎さき原はらさん??????????????????????????????????????????????????????????????????本文の総ルビ切り替え機能，白黒反転機能など，デジタル教材ならではの機能を搭載しています。すべての教材に，プロによる朗読音声データを収録しています。2年p.180「34包む」風呂敷の包み方（動画）ほか多数1年p.114「21富士山から変えていく」富士山の紹介（動画）デジタル教材限定の，教材に関連したスペシャル動画・画像・資料データを収録しています。生徒が持つ教科書と同じレイアウトなので，授業中にも迷うことなくコンテンツや機能を利用できます。特別支援教育への合理的配慮紙の教科書と同じ誌面スペシャル動画・画像プロによる朗読音声発問拡大39