ブックタイトル新・社会と情報 内容解説資料(2018~2021年度用)

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概要

新・社会と情報 内容解説資料(2018~2021年度用)

10 11サクサク読んでいける風通しのよいデザイン。アートディレクター hooopデザイナーからのメッセージ 武田英志氏イラストイラストを多用し,親しみやすく,楽しい紙面にしました。各ASテーマ例に配置された人物イラストは,セリフとして学習内容のポイントやヒントを語り,生徒の気づきや理解を助けます。本文と側注詳細な説明や関連項目の説明は側注で行い,本文では,要点をしぼった簡潔な記述を心がけました。文字が与える圧迫感を抑え,できるだけ生徒に負担感を与えないよう工夫しています。1 2シンプルなデザインぎゅっと詰まったデザインは,文字と同じく読み手に負担感を与えます。不要な罫線やグラデーションによる演出は極力控え,レイアウト上の区分けは,余白と最低限のアミカケで行っています。図解今回の教科書の編集にあたっては,「見開きの3分の1以上が図やイラストになるようにする」というルールを執筆者の間で共有し,できるかぎり文章ではなく図解を用いて説明しています。3 4表紙のコンセプト3DCGで用いられるポリゴン風に「コンゴウインコ」を描きました。色彩の鮮やかさは「表現力」を,人の言葉を使って会話を楽しむ特徴から「コミュニケーションの楽しさ」を,そして,大きく翼を広げてはばたくイメージには,教科書で学んだ力を大いに発揮し,社会で活躍して欲しいという「巣立ち」の思いを込めました。教科書は学習のためのもので,まずは「わかりやすい」ことが重要だと考えました。子ども向けの学習教材には,文字に影をつけて立体感を出したり,グラデーションで見栄えよく仕上げている処理が多いことに気付きます。でも,それはむしろ内容への関心や理解を妨げているのではないか。デザインにあたっては,無駄な装飾を排除し,色数やフォントの種類も抑えました。その分,フォントのジャンプ率を調整し,本文・イラスト・図など,構成要素の間隔を1 つひとつ検討のうえ,紙の白地も1 色として活用しています。子どもたちの目や意識が,自然と学習内容に行く紙面になったのではと考えています。