ブックタイトル平成29年度版 高校美術 内容解説資料（別冊）

概要

平成29年度版 高校美術 内容解説資料（別冊）

工芸Ⅱ（116‐日文・工Ⅱ‐301）1学習指導要領との関連主要な観点編集上の特色該当ページ学習指導要領全般「工芸Ⅱ」の目標との関連表現及び鑑賞の活動の取り扱い?新学習指導要領に示された「芸術科」の目標及び内容を踏まえ，「生涯にわたり芸術を愛好する心情」を育て，「芸術文化についての理解を深める」ことができるように，幅広い視点から題材を設定した。?教科書全般?新学習指導要領「工芸Ⅱ」の目標及び内容を踏まえ，高校生の「感性を高め，個性豊かな表現と鑑賞の能力を伸ばす」ことができるように，適切に題材を選択し，配列した。?教科書全般?題材の設定については，「工芸Ⅰ」の幅広い美的体験の上に立ち高校生の造形的な発達に応じた取り扱いができるように配慮した。?表現題材では，演習を中心に「身近な生活と工芸」の視点から身近な生活の中での工芸の働きを深く理解して，自己の思いと用途などを考えて制作することや，「社会と工芸」では，社会的な視点に立って工芸の役割を深く理解して，使用する人や場などを考えて制作することを目指し，「発想や構想の能力」の例を示すとともに，制作過程も示して「創造的な技能」についてもより深く学べるように配慮した。?教科書全般?鑑賞題材では，作者の「発想や構想の独自性，表現の工夫」や「生活環境の改善や心豊かな生き方にかかわる工芸の働き」などについて理解を深められるように作品を精選して示した。?「時代，民族，風土」などによる我が国及び諸外国の表現の相違について表現と鑑賞相互の関連の中で学習できるように配慮した。2内容の適切度主要な観点編集上の特色該当ページ編集意図の新鮮さ・明確さ内容の程度，正確性への配慮時代への適応性及び環境への視点?「工芸Ⅱ」を学習するに当たってのオリエンテーションを設定し，工芸の役割と社会への広がり，工芸との触れ合いについて概観できるように配慮した。?学習内容が明確になるように「オリエンテーション」「生活シーンごとに」「材料特性を知る」の三つの項目を設定した。さらに「生活シーンごとに」では，五つのキーワードと演習で，生活や社会と工芸の関わりについて深く理解?教科書全般できるように工夫した。?巻末には，資料として「産業と工芸の歩み」と「暮らしと伝統的な工芸」を設定し，工芸の歴史と我が国及び諸外国の伝統的な工芸品が概観できるように配慮した。?文章は平易で，わかりやすい表現で丁寧に解説した。?参考作品には，できるだけ解説文を付けて作品の理解に役立つように工夫した。?日本人作家，撮影者，読みにくい作品名，日常あまり使われない専門用語などには，振り仮名を付け，学習に支障のないように配慮した。?教科書全般?作品と作家のデータは，作品の理解に役立つように詳しく，正確に，わかりやすく表記した。?掲載作品は，工芸の教科書として必要な情報が正しく伝わるように，原作の色みに忠実な印刷を目指した。?身近な生活シーンから工芸と社会のかかわりなどを学習できるように題材の設定を工夫した。?自然から学ぶ姿勢や「場」とのかかわりから工芸と環境について理解を深められるように工夫した。? 8～28? 2～3,6～7,18～20,28～29人権尊重などへの視点我が国及び諸外国の美術文化についての視点?使う人の心情，人との触れ合い，社会や生活環境との調和を図りながら制作することによって，生活を心豊かなものにするという工芸の働きが，より深く理解できるように題材を設定した。?伝統的な工芸品から現代作家による工芸作品，量産品まで我が国の工芸について幅広く取り上げ，豊富な作例を通して工芸の伝統と文化への理解が深まるように配慮した。?資料ページでは，諸外国と我が国の伝統的な工芸品を取り上げた。? 4～5,8～9,28?教科書全般? 46～5332