ブックタイトル平成31年度版 内容解説資料(小冊子)

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概要

平成31年度版 内容解説資料(小冊子)

誰に向けたポスター?どんな情報を伝えたい?オリエンテーションでの学びが生きるオリエンテーションと題材を合わせて活用することで、生徒の表現や鑑賞の活動に深まりをもたせることができます。デザインって何だろう、に答えるデザインには様々な分野があり、それは多岐にわたります。表したいことを自由に表すファインアートとは異なり、デザインの分野では、使われる場面や受け取る相手を考えて発想・構想し、制作することが大事であることを意識させます。教科書のいろはP70-71|ポスターで伝えるP72-73|ポスターで伝えるP78-79|キャラクターのデザインポスターやパッケージデザインなどの実践はしているけれど、デザイン分野の概念や広がりを高校生に教えるのが難しいという声に応えて、オリエンテーションを設けました。高校生の美術1P66-67│デザインの世界作品や製品の写真を印刷したカードを用意して分類・配置してみよう!授業展開例使う飾る伝える環境授業づくりに役立つ!ポスターと絵画って何が違うの?デザインって見た目がよければいい?キャラクターもデザイン?華やかな柄だから「飾る」にも入る?着るものだから「使う」かな?オリエンテーションは、デザイン分野の題材を行う前の導入として、また実践を行った後の振り返りとして使ってもよいですね私だったらどう考えるかな?分類・配置に意味があるここではデザインの分野を構造的に理解させるために、教科書の掲載作品を「伝える」「飾る」「使う」「環境」に分類して配置しています。例えば同じポスターの作品でも「東京オリンピック」と「ジスモンダ」のポスターでは、配置している場所が異なります。これは何故かを生徒に問いかけることで、作品がどのような目的や機能を意識して制作されたか考えるきっかけとなり、デザインの概念について理解を深めることができるでしょう。デザインって結局、何?例えばこんなワンピースだったら……フォントの選択や配置を迷う生徒には効果的な文字の工夫を考えさせましょう昔のデザイン様式が分かるポスターとP.121-122「近代デザイン史」を関連付けて解説してもよいですねデザイナーはこうやってコンセプトを考えたり試行錯誤したりしながらアイデアを練ってるんだね左:ジスモンダ下:東京オリンピックイラストや写真を用いたり描画材や描き方を工夫したり……