ブックタイトル平成31年度版 内容解説資料（別冊）

概要

平成31年度版 内容解説資料（別冊）

42工芸Ⅰ （116‐日文・工Ⅰ‐301）1 新学習指導要領との関連主要な観点編集上の特色該当ページ学習指導要領全般? 新学習指導要領に示された「芸術科」の目標及び内容を踏まえ，工芸を通して高校生の「感性」を高め，「芸術文化についての理解を深める」ことができるように，幅広い視点から題材を設定した。? 教科書全般「工芸Ⅰ」の目標との関連? 新学習指導要領に示された「工芸Ⅰ」の目標及び内容を踏まえ，高校生の「美的体験を豊かにし，生涯にわたり工芸を愛好する心情を育てる」とともに「工芸の伝統と文化についての理解」を深めることができるように，適切に題材を選択し，配列した。? 題材の設定については，中学校美術科の基礎の上に立ち，高校生の造形的な能力に応じた取り扱いができるように配慮した。? 教科書全般表現及び鑑賞の活動の取り扱い? 表現題材では，演習を中心に「身近な生活と工芸」の視点から身の回りの自然や身近な生活に目を向けて制作することや，「社会と工芸」の視点から使用する人のことや機能性などを考えて制作することを目指し，「発想や構想の能力」の基礎を示すとともに，制作過程を示して「創造的な技能」も併せて学べるように配慮した。? 鑑賞題材では，「自然と工芸との関わり」や「生活や社会を心豊かにする工芸の働き」について理解を深められるように作品を精選して示した。? 我が国の伝統的な工芸の特質や美意識について理解し，尊重する態度を養えるように表現と鑑賞相互の関連の中で学習できるように配慮した。? 教科書全般2 内容の適切度主要な観点編集上の特色該当ページ編集意図の新鮮さ・明確さ? 工芸を学習するに当たってのオリエンテーションを巻頭に設定し，「生涯にわたり工芸を愛好する心情」を育成することを考えて編集した。? 学習内容が明確になるように五つの項目を設定し，「観察から表現へ」「考える」「造形の知識?機能・構造」「造形の知識?成形・色彩」の四項目では，工芸の基礎的な内容をわかりやすく説明した。もう一つの「つくる‐材料・技法演習」では，工芸制作にかかわる材料を紹介するとともに，実際に制作するための様々な技法を示した。? 教科書全般内容の程度，正確性への配慮? 文章は平易で，わかりやすい表現で丁寧に解説した。? 掲載図版の選択や解説文に配慮し，作品の材料や技法，作者について理解を深め，その作品のよさや美しさを感じ取ることができるようにした。? 日本人作家，撮影者，読みにくい作品名，専門的な用語などには，振り仮名を付け，学習に支障がないように配慮した。? 掲載作品は，工芸の教科書として必要な情報が正しく伝わるように，原作の色みに忠実な印刷を目指した。? 教科書全般時代への適応性及び環境への視点? 身近な生活や自然を観察することから，材料や技法を選択し，今日の生活に密着した作品づくりへと展開できるように題材の配列，設定を工夫した。? 自然との共存の視点から，工芸の果たす役割についても考察できるように配慮した。? 教科書全般? 22・23,54・55人権尊重などへの視点? 自己の思いや使う人の心情，人との触れ合い，社会や生活環境との調和を図りながら制作することによって，人々の生活を心豊かなものにするという工芸の働きが理解できるように題材を設定した。? 教科書全般我が国及び諸外国の工芸の伝統と文化についての視点? 伝統的な工芸品から現代作家による工芸作品，量産品まで我が国の工芸について幅広く取り上げ，豊富な作品例を通して工芸の伝統と文化への理解が深まるように配慮した。? 諸外国の工芸製品も多く取り上げ，それらがつくられた国の工芸の伝統と文化への興味・関心が持てるように配慮した。? 教科書全般