ブックタイトル令和2年度版 高校生の美術シリーズ 内容解説資料(パンフレット)

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概要

令和2年度版 高校生の美術シリーズ 内容解説資料(パンフレット)

13現場の先生方から寄せられた「高校生の美術」シリーズに関する様々な疑問・質問に、美子先生が答えます! Q & A まずは本冊子のP.8-11「教科書のいろは」をご覧ください。教科書のページが、実際の授業を想定してデザインされていることがお分かりいただけると思います。教科書の使い方は、先生方によって千差万別です。教科書をどのように使うとよいか、ここをヒントにして、導入や展開、発問などを検討してみてはいかがでしょうか。 教科書に掲載されている題材は、全国の高校のシラバスの調査を行った上で、数多く取り組まれているものを中心に構成しています。実際の実践をモデルにしているので、より多くの先生の授業に対応しやすくなっているはずです。 この分量は生徒の「知りたい!」と先生の「教えたい!」をしっかりフォローできる教科書を目指した結果です。特に「高校生の美術1」は、生徒の発想や構想に刺激を与え、なおかつ先生方が説明しやすい作品を、幅広く、できるだけ大きく見せたいとの思いから、必然的にページ数が多くなってしまいました。 ただ、古今東西の名作が大量に載っているので、どんな授業にも必ず関連のある作品を見付けることができるはずです。題材に関連する作品を他のページからピックアップして使用する方法もありです。リンクマークの情報連携も便利ですよ。 教科書を開いたときに生徒が「おっ!」と思えるギミックを随所に散りばめています。「高校生の美術1」掲載の「大きさを意識して」では、原寸大の作品を掲載しました。筆の筆致や色の重ね方など、細部までの鑑賞を可能にしています。「高校生の美術2」には、屏風作品を実際の屏風のように折り曲げ、机上に立てて見られるページを組み込みました。また「高校生の美術3」には、四角く穴を空けたページも。どれも体感を伴って教科書を“楽しめる”仕掛けです。 教授資料付属のDVDには、映像作品、作家インタビュー、教科書の紙面PDFを収録。紙面PDFの作品画像を電子黒板やプロジェクターに映し、大きな画面で鑑賞すれば、作品のよさをより深く味わうことができます。 また「高校生の美術2」では、スマートフォンやタブレットを活用した授業提案として、動画編集やコマ撮りアニメーションの技法を掲載しています。さらに「高校生の美術1」P.98-99に掲載されている「Nirvana」は、ARアプリをダウンロードしスマートフォンをかざすと映像作品を鑑賞できます。 中学での様々な学びを経て入学してきた高校1年生の足並みをそろえるためにも、技法のページは中学で学んだ内容の復習も兼ねて、できるだけ丁寧な解説を心掛けました。時間数が増える高校の美術では、取り組む内容の幅がぐっと広がります。油彩や日本画など、高校に入ってから取り組むことの多い技法も掲載しています。 また各題材ページは、高校生の発達の段階を意識して編集しました。すでにおなじみの作家や作品も、より深く、多角的な視点で見つめ直すことが可能です。そもそも教科書ってどう使えばいいの?ページ数が多くて使い切れない!実感的な鑑賞に結び付くページは?電子黒板やタブレットを活用したいのですが。中学校の美術教科書との違いは?QQ もちろん可能です! 例えば美術史料は、世界史や日本史の文化史を参考にして掲載作品を選出しました。「高校生の美術1」の資料に掲載した炎色反応などは化学と、黄金比は数学と、それぞれ関連付けることができるでしょう。「高校生の美術3」のインフォグラフィックスは情報科と関連付けて授業展開することも可能ですね。 他教科との連携はもちろん、美術と社会とのつながりにも目を向けられるよう、様々な工夫を凝らしています。他教科と関連付けたQ 授業はできる?QQQ