ブックタイトル令和2年度版 高校生の美術シリーズ 内容解説資料(パンフレット)

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概要

令和2年度版 高校生の美術シリーズ 内容解説資料(パンフレット)

2「 高校生の美術」に込めた想い「高校生の美術」シリーズの4名の著者の先生方に教科書を編集する上で意識した点や、教科書に込めた想いについてお伺いしました。中学美術の接続と芸術科美術の深まりを意識横田 学特に「高校生の美術1」は、中学校美術との学びの連続性と高等学校としての専門性の両立を目指しました。豊富な題材構成、親しみやすい参考作品やコラムなどは、生徒の主体的なやる気に、充実した美術史や技法資料は実感的な深い学びにつながることを期待しています。高校生に知って欲しいオーソドックスな作品を中心に選定し、美術史や技法なども含めて幅広く掲載したらボリュームのある本になりました。この本を開いた高校生が、美術の世界の広がりや可能性にワクワクした思いを持ってくれたらと願っています。生徒が主体的に作品を描いたりつくったり、鑑賞したりする美術の学習で、“美術を学ぶ”ことだけではなく、“美術で学ぶ”ことによって、自己の内面を深く見つめ、社会への視野を広げられるような題材の工夫と授業の展開に期待して「高校生の美術」を作成しました。自己を見つめ、社会への視野を広げて安田 淳オーソドックスな作品選定による定番教科書中村 美知枝よこた・まなぶ兵庫県出身。京都市立芸術大学美術学部教授。1980年より京都府立学校教諭、京都府教育庁指導部学校教育課指導主事を経て、2002年より現大学に。高等学校学習指導要領(平成11年、21年、30年告示)【芸術(美術 工芸)編美術編】改善協力者。やすた・あつし石川県出身。石川県立工業高等学校デザイン科教諭。1986年より石川県立高校教諭、石川県教育センター指導主事を経て、2016年より現職。高等学校学習指導要領(平成21年、30年告示)【芸術(美術工芸)編 美術編】改善協力者。なかむら・みちえ東京都出身。東京都立文京高等学校教諭。1988年より東京都立高校教諭、2019年より現職。高等学校学習指導要領(平成21年告示)【芸術(美術工芸)編 美術編】改善協力者。実感を伴った造形的な見方・考え方 村上尚徳生徒にとって、描くことやつくること、鑑賞することには、どんな意味があるのでしょうか。「高校生の美術」では、表現や鑑賞の活動を通して、ものを見る視点に気付いたり、美術に関する考えを深めたりすることを大切にしています。このような学びが自覚できるよう、各題材は、作品を比較したり言葉で解説したりする中で、ものを見る視点や考える視点が実感できるように構成しており、これは新しい学習指導要領が示す「造形的な見方・考え方」に位置付けることができます。また、美術Ⅰ・Ⅱ・Ⅲと学習が進む中で、学びがより深まり、個性が追求できるように題材を配列しています。むらかみ・ひさのり愛媛県出身。IPU・環太平洋大学副学長、次世代教育学部教授。1985年より岡山市立中学校教諭、岡山県教育庁指導課指導主事を経て、文部科学省教科調査官及び、国立教育政策研究所教育課程調査官。2011年より現大学に。中学校学習指導要領(平成29年告示)【美術編】改善協力者。