ブックタイトル令和2年度版 高等学校美術･工芸教科書 内容解説資料（別冊）

概要

令和2年度版 高等学校美術･工芸教科書 内容解説資料（別冊）

36高校美術 ２ （116-日文･美Ⅱ-302）1 学習指導要領との関連主要な観点編集上の特色該当ページ学習指導要領全般● 学習指導要領に示された「芸術科」の目標及び内容を踏まえ，「生涯にわたり芸術を愛好する心情」を育て，「芸術文化についての理解を深める」ことができるように，幅広い視点から題材を設定した。● 教科書全般「美術Ⅱ」の目標との関連● 学習指導要領「美術Ⅱ」の目標及び内容を踏まえ，高校生の「感性を高め，個性豊かな表現と鑑賞の能力を伸ばす」ことができるように，適切に題材を選択し，配列した。● 題材の設定については，「美術Ⅰ」の幅広い美的体験の上に立ち，高校生の造形的な発達に応じた取り扱いができるように配慮した。● 教科書全般表現及び鑑賞の活動の取り扱い● 表現題材では，「美術Ⅰ」での学習を基礎にして，自分なりの「発想や構想」を基に主題を生成し，表現形式を選択して「創造的な技能」を用いて個性豊かな表現の手がかりとなる参考作品を掲載した。● 鑑賞題材では，作者の「発想や構想の独自性」「表現の工夫」などについて理解を深められるように作品を精選して示した。●「 時代，民族，風土，宗教」などによる我が国及び諸外国の表現の相違について表現と鑑賞相互の関連の中で学習できるように配慮した。● 教科書全般2 内容の適切度主要な観点編集上の特色該当ページ編集意図の新鮮さ・明確さ● 「美術Ⅰ」の学習を基に，高校生の能力・適正，興味・関心などに応じた活動を展開できるように題材を設定した。● 秩序だったレイアウトによって作品の美しさを生かし，紙面に統一感を持たせた。● 作品を大きく掲載することで，作品のよさや作者の表現の工夫を十分に味わえるように配慮した。● 教科書全般● 4・5,11,14～22,26～31,38・39,42,55,57,62・63内容の程度，正確性への配慮● 文章は平易で，わかりやすい表現で丁寧に解説した。● 参考作品には解説文を付けて作品の理解に役立つように工夫した。● 日本人作家，撮影者，読みにくい作品名，日常あまり使われない美術用語などには，振り仮名を付けるなどして，学習に役立つように配慮した。● 作品と作家のデータは，作品の理解に役立つように詳しく，正確に，わかりやすく表記した。● 掲載作品は，美術の教科書として必要な情報が正しく伝わるように，原作の色みに忠実な印刷を目指した。● 教科書全般時代への適応性及び環境への視点● 高校生の参加したアートプロジェクトや生徒作品，現代の高校生が興味・関心を持つような題材，作品を多く掲載し，美術を愛好する心が育つように配慮した。環境問題と交通機関の変化など現代的なテーマも取り上げた。● 海や水，葉柄などを使ったり，テーマとした作品やツリーハウス，パブリックアート，彫刻庭園など環境と関わりの深い作品を取り上げたり，題材を設定したりして，環境への理解が深まるように配慮した。● 4・5,7,32,34,48・49,56～61● 2・3,26～31,38・39,54・55,62・63人権尊重及び平和教育への視点● 絵筆が持てなくなっても制作を続けた作家，体の不自由な女性をテーマにした作品，反戦をテーマにしたポスター，東日本大震災復興支援のイベントなどを掲載し，表現や鑑賞を通して，生命や平和の大切さへの興味・関心が深まるように十分配慮した。● 16・17,20・21,44・45我が国及び諸外国の美術文化についての視点● 日本画の表現技法を示した題材や「水」をテーマとした日本美術の題材を設定し，斬新な視点から我が国の美術文化への理解が深まるように工夫した。● 日本の現代美術や外国の現代美術も載せ，美術文化への理解が深まるように配慮した。● 中国など諸外国の作品を多く掲載し，日本の美術との相違や諸外国の美術文化への理解が深まるように工夫した。● 表紙,24～31● 2～7,22・23● 11,23,36・37,61・62