ブックタイトル令和2年度版 高等学校美術・工芸教科書 内容解説資料(別冊)

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概要

令和2年度版 高等学校美術・工芸教科書 内容解説資料(別冊)

97. 造形を捉える視点や価値観を育てる 美術の学習を通して,生徒が,造形を捉える視点や価値観を持てるように指導することが大切である。生徒が多様な価値観を学ぶことができるように,年間指導計画には,多様な題材を取り入れたい。8. 年間指導計画と「高校生の美術1」の構造 年間指導計画を立てる際には,「感じ取ったことや考えたことなどを基にした表現」,「目的や機能などを考えた表現」及び,「鑑賞」の各題材を配置しなければならない。使用する教科書の題材構成を上記の3項目に分類して、構造的に整理すると考えやすくなる。整理の際は模造紙に上記3項目の囲みを描き、色つきの付箋などに題材名を書き込んで分類して貼りつけたり、パソコンを利用して視覚的に整理したりすると、直感的に全体像を把握しやすい。9. 年間指導計画の図示 年間指導計画は,学習指導要領をふまえて学校の実態に応じて作成するが,各題材の領域・分野がバランスよく配置されているかを確認するには、やはり、各題材を色分けして付箋に書き出して貼りつけたり、パソコンを使って図示したりすると分かりやすい。10. 生徒の経験差や苦手感を「繰り返し」で埋める 短時間題材として「鉛筆や色鉛筆という身近な描画材を使い,ふでばこや靴など普段目にしている身近なものを単品でスケッチ」したあとに,長時間題材として「校内写生」を組み合わせるなどが考えられる。 生徒の中学校までの経験の差をうめたり,題材に対する苦手感を低くするために有効な方法である。11. 題材の連続性を考える 題材を配置する際には,学ばせたい力を軸に,学習の流れとして捉え,いくつかの題材を組み合わせることが有効である。 例えば,「絵画制作題材」の前に,絵画の鑑賞や美術史の学習,色彩や描画材の学習をし,その後に絵画制作を行い,制作後には相互鑑賞を行うなどである。12. 最後に ピクトグラムに代表されるように,ビジュアルによる言語が存在する。色彩が呼び起こす感情もある。また,生活や社会の中には答えが一つではない問題が溢れている。 美術Ⅰは,形や色を使った表現や鑑賞を行う科目であるが,それらの学習を通して,生活や社会の中の造形や美術と豊かに関わる力を育成することが重要である。小・中・高を通して「図画工作・美術」の教科書をつくっているのは、日文だけ。これからも「図画工作・美術」を応援します。小学校図画工作教科書 中学校美術教科書高等学校美術教科書日本文教出版Archives,所、NASA、日本俳優協F不二雄プロ、藤森照信研究室、所、若林株式会社/SOU・SOUapore002術研究科・長澤市郎教授コミックス刊)aimagesmanaimagesー株式会社日本文教出版文部科学省検定済教科書 高等学校芸術科美術Ⅲ 116-日文 美Ⅲ-  の滞在制東日本大や美術品を描チー成を花体たISBN978-4-536-10212-4C4370 \00000E