令和2年度版教科書
「小学書写」
書写の授業を通して、子どもたちの「言葉の力」が育まれることを目指して
知識基盤社会にある児童の生きる力の育成を重視し、より豊かで確かな書写力を育むため、基礎・基本の確実な定着、考えて書く力の育成、日常生活にいかす応用力を身につけることを目指しています。
表紙の説明
文字の一部に日本の伝統的な和紋様をあしらい、日本の伝統色で表現しました。四季折々の変化や、日本古来の生き物が描かれた教科書を開くとき、子どもたち一人一人の心に書写を学ぶ「楽しさ」と「意欲」が広がります。
Point
新しい『小学書写』の教科書は、子どもたちが社会に出てからも学んだことをいかせるように、三つの柱をバランスよく育めるようになっています。
基礎・基本をしっかり身につける
教科書
学習指導要領に示される基礎的・基本的事項が着実に身につけられる教科書を目指しました。文字を正しく整えて書くための「原理・原則」を知り、学びの過程や自己評価を通して自己の学習能力の向上が図られるようにしました。
子ども自ら考えて書く力を育む
教科書
「書写は楽しい!」と実感できる教科書を目指しました。子どもは本来、文字を書くことが大好きです。各学年の発達の段階に則した段階的・系統的な単元構成と教材配列によって、自ら見通しを立てて学習を進められるようにしました。
学びを日常にいかす力をつける
教科書
日常に役立つ教材や資料を、国語科をはじめとする他教科や総合的な学習の時間などと関連させることで、楽しく幅の広い学習活動で活用できる教科書を目指しました。文字を書く場面や目的を意識し、その状況に応じて適切にいかす力を身につけられるようにしました。
著作関係者
著作者
- 池田利広[毓仁](大阪教育大学教授)
- 萱のり子(東京学芸大学教授)
- 浅田 徹(お茶の水女子大学教授)
- 小倉太郎(筑波大学非常勤講師)
- 尾﨑靖二(甲南女子大学教授)
- 杉村明信(和歌山県立耐久高等学校非常勤講師)
- 関岡昌子(元大阪城南女子短期大学非常勤講師)
- 高橋三穂(元岡山県岡山市立御津小学校校長)
- 長井礼子(滋賀県日野町立桜谷小学校講師)
- 新谷泰一[泰鵬](元京都橘大学教授)
- 濱野 恵(茨城県つくば国際大学東風小学校教諭)
- 藤井美和子(大阪府枚方市立蹉跎東小学校教諭)
- 宮本榮信[墨童](元大阪府千早赤阪村立千早小学校校長)
- 宮本毛登明(岡山県岡山市立灘崎小学校教諭)
- 諸岡恭子(奈良県生駒市立生駒南第二小学校教諭)
- やすみりえ(作家)
- 山内有香子(神戸女子短期大学教授)
- 日本文教出版株式会社
校閲
- <特別支援教育・カラーユニバーサルデザインに関する校閲>
- 大内 進(国立特別支援教育総合研究所 特任研究員)
- <防災・安全に関する校閲>
- 河田惠昭(関西大学特別任命教授)
- <道徳教育に関する校閲>
- 島 恒生(畿央大学大学院教授)
内容解説動画
学習過程の3ステップ
水書きシートの活用
内容解説資料
一冊丸ごと電子ブック(92.3MB)
分割1(表紙~P.6)(23.3MB)
分割2(P.7~P.10)(18.8MB)
分割3(P.11~P.14)(28.7MB)
分割4(P.15~裏表紙)(24.6MB)
教科書検討の観点から見た内容の特色(78.5KB)(51.0KB)(793KB)