ブックタイトル2020年度版「図画工作」内容解説資料

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概要

2020年度版「図画工作」内容解説資料

38 39かげ小さい形が大きくなった。大きな手につかまりそうだよ。毛糸のかげがお茶みたいな感じになった。ボールとコーンがアイスになったよ。後ろのかげ,階だんを上っているように見えるかな。何を使ったのか分かるかな。冬の世界になったよ。生まれる形青いセロハンを使ったんだね。ざいりょうを組み合わせて新しいかげをつくろう。かげに色をつけることもできるね。ざいりょうをおく場所をかえると。かげのつくり方暗い場所で明るい場所で光とかげからいつも見ているものも,かげにうつすと気づいていなかった形のおもしろさが見つかったよ。光や太陽は直せつ見ない。ざいりょうは,元の場所にもどそう。できるかげの形や色の感じを見つけ,組み合わせ方をくふうする。かげの見え方をためしながら,どのように組み合わせるのか考える。身近なざいりょうを組み合わせて,かげをつくることを楽しむ。光の当たり方で,かげの形や大きさはかわってくるね。身近なざいりょうを組み合わせると,どんな形がつくれそうかな。ざいりょうの組み合わせ方や光の当て方をためしながら,おもしろいかげの形をつくる。光を当ててできる形をたしかめながらつくるといいね。かごやザルなどを使ってためしていたら,町のように見えました。かげを重ねたり,ぼけるようにして,本当の町に見えるようにくふうしました。ひらめきポケットも見てみよう。ぬのや大きな紙ざいりょうとぬののきょりをかえたり,ざいりょうの向きをかえたりすると,かげの形がかわる。プロジェクタや投光き子どもの学びを広げる教科書ポイント学びをつなげる題材構成児童の実態に応じて実践できる題材これまでの学びを振り返ることで,児童が学んだことを自覚し,次の学びへ生かすことができると考え,幼児期との接続ページ,中学校との接続ページを設けています。小学校6年間の図画工作科の中でどのようなことを学んだのかを振り返るとともに,学んだことを生かしてこれからも学び続けること,豊かな人生を送ることについて考えるページを設定しています。児童と一緒に幼児期の活動を振り返ることで児童の実態を知るとともに,幼児期の学びがこれから学ぶ図画工作科につながっていることを伝えるページを設定しています。学校や児童の実態に応じて活動の仕方を考えられるように,一つの題材の中で,「屋内/屋外」「自然材/身辺材」「個人/協働」など,複数の実践パターンを示しています。2 3これまで して きたことが ずがこうさくにつながって いくよ。64 65中学生になるあなたへあなたは,図画工作の時間に,たくさんのことを学びました。自分の体と心で,感じ,考え,想像し,何度も試しながら,そして,失敗をくり返し,乗りこえながら自分だけの形や色やイメージをつくりだしました。自分の,友だちの,そして,世界のいろいろなおもしろさやよさや美しさを心の中に深くきざみました。けれども,図画工作の時間は,これで終わりではありません。あなたは,形と色とイメージを通して,さらに大きな世界に向かって羽ばたいていきます。中学生になっても,大人になっても,つくりだす喜び,人や社会とかかわる喜び,自然や文化のおもしろさやよさや美しさを感じとる喜びをわすれずに,新しい自分と,未来を,つくりだしてください。これまでの図画工作の活動をふりかえって,学んだことや感じたことを話し合ってみよう。1・2上p.2-3 幼児期との接続ページ1・2下p.10-11「ひかりの プレゼント」3・4下p.38‐39「光とかげから生まれる形」3・4下p.32-33「光のさしこむ絵」5・6上p.44-45「光と場所のハーモニー」5・6下p.64-65 中学校との接続ページ6学年を通して,同じ材料や用具に繰り返し関わることができるよう,題材を系統的に設定し,発達の段階とともに学びを深めていくことができます。図画工作科での学びを振り返ってみよう。●学年間での系統性●教育課程編成をサポートする豊富な題材・児童の実態に応じて選択することができるよう,豊富な題材を掲載しています。・他教科や季節,行事などと関連させて年間指導計画を作成することができます。例えば,「屋内/屋外」での活動を示し,選択できるようにしています例えば,光という材料を発達の段階に応じて使い,学びを深めていきます30幼児期や中学校との接続に配慮本書p.34 31▼特別支援教育に配慮した題材については本書p.52▼年間指導計画例について本書p.48▼題材の系統表について─ カリキュラム・マネジメントの視点② ─絵の具を使ったことがある人はいるかな?