ICT・Educationバックナンバー
ICT・EducationNo.25 > p1〜p7

論説
大阪における私学の「情報化」研究会の活動と情報教育への私の想い
大阪国際大和田中・高等学校長 奥田三郎
1.はじめに
 私が会長を務めます大阪府私学教育情報化研究会は,3年前に「教育工学」から「教育情報化」へと名称を変更しました。発足以来18年を迎えますが,大阪私学の研究会の中では一番歴史の浅い研究会です。しかし諸先輩方の意志を継ぎ,教育への熱意あふれる先生方が中心となって寸分を惜しんで情報教育の実践や教員の研修会などに重点をおいた活動を次々と展開しています。研究会活動が活発にできるのは,大阪私学には私学振興教育研究所という組織があり絶えずバックアップ頂いているためです。

 毎年5月の総会に始まり,夏や冬の教員研修会,春の研究発表大会といった定例行事の他,現在では,「情報」関連の授業公開キャラバンを年に10回程度,またプレゼン甲子園で締めくくるICTプロジェクトは,年間5回のセッションを実施しています。役員会を毎月必ず開催して,各種催し物の企画や役員間での情報交換を行っています。また,このような集まりがあるたびに,終了後に懇親会を行って教員間の交流を深めています。現在,32名の役員の先生が,校務多忙の中を協力してくれています。まさに「情報化」研究会の名前にふさわしく,「情報」をフル活用して活動時間を捻出し学校業務や授業を改善する努力を続けています。私も先生方の情熱に絆されて,共に汗を流しながらも楽しく研究会活動に参加しています。

 活動内容の詳細は,是非,おおさか私学ネット(http://www.osaka-sigaku.net)をご覧下さい。
2.研究会のあゆみ
 昭和61年10月に尾崎兵治先生(当時の泉州中高校校長)と故鈴木和之先生(大阪信愛女学院中高校副校長)のご発案で発足し,田中信次先生(大阪薫英女学院校長)が初代会長に就任されました。事務局長・故木地久男先生(大阪信愛女学院高校教諭)の奮闘で,発足当初よりコンピュータ利用に関する幅広い活動を展開してきました。特別講演会なども度々開催して,水越敏行先生や西之園晴夫先生,永野和男先生といった教育工学界の第一線で活躍されている先生方にお越し頂きました。
  今から20年ほど前の発足当時は,パソコンではなくワープロ専用機が全盛の時代でしたので,研究会活動も

(1)ワープロ部会
(2)教務部会
(3)情報処理教育部会
(4)CAI部会

と興味関心に応じて活動していました。このことからおわかりのように,当研究会はコンピュータの教育利用に広く関心を持っている先生方を中心にして発足したため,役員の先生方の担当教科や校務分掌も全く異なっていました。今でもその伝統が続いているので,最近全国各地で活動している教科「情報」の先生方だけで構成されている情報教育研究会とは少し趣を異にしています。むしろ情報の専門家集団でないことが,間口の広い活動につながっているのではないかと感じています。

  本研究会はこのような歴史をたどってきましたが,平成15年からスタートしました新教科「情報」にまつわる情報活用能力の育成,技術面,授業評価といった点に関しては,現場教員の要望に応じたサポートを実施してきています。さらに,情報教育に密接な関連を持つ「高校生のコミュニケーション能力の育成」や「国際理解教育」,「総合的な学習の時間」に対する話題なども幅広く取り上げて,絶えず多様な教科の先生方から支持を頂いてこれたことは,会長として嬉しい限りです。
3.研究会の魅力
 平成15年の冬の教員研修会では,「21世紀の学校IT革命」の著作で知られる岐阜県那加市立中学校長の井上志朗先生にご講演をお願いしました。お話の中で述べられていた「情報とは情けに報いること」は,まさにその通りだと感じました。親切心や思いやりは,人間教育の基本をなすからです。私たち教員は,「空間と時間」とを有効に使い,「生徒の良いところを見つけ,自信をつけて伸ばす」ことこそが仕事です。そのためには,「生徒の学習意欲をかきたてる仕組み」をどのように支援すればよいのか,教員も「心」を磨いて絶えず新しい実践にチャレンジする姿勢が重要です。実に役員を引き受けて頂いている副会長や事務局長をはじめとする先生方は,皆さんこのタイプの先生ばかとする先生方は,皆さんこのタイプの先生ばかりなのです。

 本研究会は,「情報」関連の授業公開キャラバンという活動を3年以上も継続してきました。この活動の中で,授業計画の立て方や指導方法,評価方法,情報スキルといったものについて,毎回公開授業の参観の後に意見交換と称して90分以上も時間をとって参加者間の情報共有に時間をかけてきました。そしてその後の懇親会で出てきた現場教員としての貴重な本音とアイデアが,参加者の安心感や連帯感,さらには,翌日からの「やる気」と「元気」を起こさせてきたように感じています。

  基本的に自分の学校しか知らない生徒や教員にとっては,よその学校の生徒や教員とのコミュニケーションが,大きな刺激になっていることは間違いありません。そのためにどの活動に参加して下さる先生方や生徒の皆さんも,対面での交流や情報の共有を最高に楽しいと感じているようです。このように当研究会は,アナログ(連続性)としての人間や思いやりのある交流を大切にしながら,同時にデジタル(不連続性)としての情報技術や情報活用能力を高める自己研鑽の場を教員に広く提供しているところに,多様な参加者が多数集う理由が隠されていると思います。


▲平成15年度冬の研修会のパネリスト。右端が井上志朗先生,私は左から2番目。


授業公開授業キャラバンでは,授業だけでなく,普段見ることのない他校の教室を見ることもできる。
▲授業公開授業キャラバンでは,授業だけでなく,普段見ることのない他校の教室を見ることもできる。


授業公開授業キャラバンでは,授業だけでなく,普段見ることのない他校の教室を見ることもできる。
▲公開授業後の意見交換会の場面。授業を題材にして,日頃の悩みを参加者で共有して考える。
4.情報教育とわたし
 私と「情報」との関わりは,私が日立製作所(戸塚工場)に入社したときに始まります。ここでは,通信機部門で交換機の開発や設計に12年間携わりました。その後,大阪国際大学の設立をお手伝いするために故郷である大阪へ戻ってきたのですが,そのことがきっかけで7年前に大阪国際大和田中高等学校の校長を引き受けました。また,縁があって,当研究会の会長として現場の先生方と共に様々な活動にも積極的に参加させて頂いています。

 1980年代に1チップCPUなどが開発されて,半導体の技術が進歩して大型コンピュータから分散小型コンピュータ化する時期には,情報機器を設計する側にいたわけです。そしてモバイル時代になった現在では,情報を活用しなければ生き残れない利用者の側に移りました。社会の情報化のドラスティックな変遷を身をもって体験してきたものとしては,生活感も含めて「情報」というものの本質を理解することはきわめて難しく,同時に教育にはとても重要なことではないかと感じています。

 そこで私なりの解釈で,皆さんにも分かり易く「情報化の社会的な影響」についてご説明してみたいと思います。現在のように利用者が科学技術を殆ど知らなくとも簡単に高度な情報交換ができるようになったため,私たちの生活様式や学習環境が大きく変容して,時間や空間の概念まですっかり変わってしまったといっても過言ではありません。親指の動きだけであらゆる情報が瞬時に人に伝わるようなスピードに慣れてしまうと,以前のようなゆったりとした時間と空間での生活リズムには我慢ができず,便利であることや速いことが当たり前の世の中になってしまいました。しかし人間の身体自体はほとんど進歩しておらず,五感で捉えられる内容が,文字・映像・音声と化して瞬時に脳とやりとりをするだけで,「心」を持っている動物的人間としてのバランス感覚が崩れてきてしまいました。一方,インターネットの普及は,急速に古い社会秩序を崩しながら,「フェアー」「シェアー」「オープン」「コラボレイト」といった新しい概念を全世界的に拡張し,私たちの身の回りの諸問題を浮き彫りにし,私たちに見えやすく提示してくれるようにもなりました。

 私が,中・高校の教育現場に関わるようになって一番関心をもったものは,自分が少年時代に習った「情報通信」や「情報科学」などの目を見張るような科学技術の進歩ではないのです。そうではなく,コンピュータ・携帯電話・インターネット等の情報ツールを積極的に教育に活用して「情けに報いる総合的な人間教育の実践」が学校で始まったことに一番興味を覚えました。子供たちには,「情報の本質」や「多面性」を子供の時から認識したうえで,情報化社会に応じた自分の価値観をしっかりと築いていって欲しいと感じています。

ICTプロジェクトはコミュニケーション能力の育成を目指している。複数の学校の生徒と教員が参加し,計5回のセッションを経て,プレゼンテーション大会(プレゼン甲子園)を行う。写真は2003年度の参加生徒。
▲ICTプロジェクトはコミュニケーション能力の育成を目指している。複数の学校の生徒と教員が参加し,計5回のセッションを経て,プレゼンテーション大会(プレゼン甲子園)を行う。写真は2003年度の参加生徒。
5.教授法と新しい学習環境
 基礎教育である「読み・書き・計算」の基本は変わらないものの,寺子屋から続いてきた歴史的教授法や学び方を変えなければならないと,現場体験から日々実感しています。この15年ほどの社会の情報化が教育現場に大きな影響を与えていることについて,教員は,もっとはっきりと自覚しなくてはなりません。<br>
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  「学び」の概念の変化と共に,最近では学校業務それ自体が情報化してきました。教務事務・成績処理,入試処理は勿論,グループウェアと呼ばれるソフトを使って生徒間や教員間の連絡・調整を行うようになってきました。クラスの日誌もデジタル化されています。学内外でのHPやメールによる情報交換,役所へ出す行政文書のデジタル化,ウェブ教材作成,ニュースなどの検索,普通教室でのオンライン情報提供などは,本校でも積極的に取り入れて校内情報化を促進しています。<br>
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  しかしながら最も残念なことは,日常の授業に「情報化の恩恵」が十分に取り入れられていないことです。従来からの教授方法である教科書や副読本を利用した1:Nの板書教育からは全く脱皮できていません。教えるという行為が,依然として知識を耳から入れて文字として書き写したり,読む行為を中心に繰り返しながら記憶するプロセスとして残っています。授業中の先生のプレゼン方法が改善され,生徒により分かり易く興味の湧く伝え方ができれば,理解も一層深まるでしょう。また,小グループを編成して指導し,リアルな話題を提供しながら課題解決型の授業に持ち込むといった方法が,これまで以上に取り入れられなくてはなりません。五教科の先生方を中心にして日常の授業の中に情報活用の場面を取り入れて,情報化による教育効果を実感して頂く必要を強く感じています。<br>
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  経営者側もそれが実現できる環境を校内に構築すると共に,管理職みずからが情報化への模範を示し,現場の先生方が日常的に情報化に親しんでもらえる職場環境を創っていくことが重要だと思い,私自身も実践するようにしています。このような取り組みこそが,ひいては特色のある学校創りにも結びつき,個々の生徒の特性に応じた豊かな教育が実現できるのではないでしょうか。
6.現場における情報教育の課題
 大阪府下には94の私立高校がありますが,実際に情報教育や授業の情報化が進んでいるところは,3割程度だと言われています。情報化の課題はたくさんありますが,幾つか例をあげてみましょう。

1) 教科「情報」の授業内容の充実
2) 生徒の情報機器利用の促進
3) 教務システムやグループウェアの導入
4) 教員の情報機器アレルギーの解消
5) 教員による情報機器を活用した教材作成の促進
6) インターネットを活用した国内外の交流授業の促進
7) インターネットを利用した「総合的な学習の時間」における情報活用能力の育成
8) 情報化に関連した管理職・教員の参加型研修

 私立中・高校では,相変わらず進学校志向が過半数を超えており,大学入試という命題が授業の情報化を阻む大きな障壁となっています。しかし大学の授業も徐々に変化しており,大学が求める学生像も大きく変わってきています。知識だけ詰まった生徒よりも,体験的に学習の面白さを知っている生徒に魅力を感じるようになってきています。また情報化を授業に取り込むほうが,生徒の学習動機をより喚起することにつながると確信しています。生徒を取り巻く生活環境が大きく変わり,実社会が情報活用をしているにも関わらず,学校システムや教員の指導法だけが依然として変化していないことは,今後,社会を支えてくれる人材を産み出すはずの学校教育に課せられた最大の課題といえるでしょう。

 基礎学力が低下したことを取り上げて「読み・書き・計算」の基礎基本に戻る必要性が教育現場で叫ばれています。「名作・名文を声読,目で速読,耳で聞き反復する,耳から聞いて自らの手で文章を書き写す,スピード暗算する」など繰り返し練習が見直されています。そして生徒に表現力を身につけてもらうために「日記をつけ,テーマを決めて人に伝えたい内容を考え・調べ・整理してまとめる,発表し意見交換を実施する」ことにしています。プレゼンテーション能力の育成に加えて,論理的思考を訓練するために「小論文を作成して,それをもとに討論会を実践する」ことも大切です。情報社会に住んでいても,やはりフェース・ツー・フェースで人間の五感を介して,脳でしっかりと考え行動できることが求められています。バーチャルに依存しすぎて人間としてのバランス感覚が崩れないことに配慮することも,現在の学校に求められているのではないでしょうか。めのワークショップを行った。

 「情報」とは,決して新しく出てきた概念ではありません。情報技術が高度に進んだお陰で情報活用のコストが下がり,誰でも手軽に情報を活用できるようになっただけのことです。今後は,学校教育の中で「情報」の基本的な概念や活用方法を教養として小さい時から身につけていかなくてはなりません。「情報」の持つ便利さだけではなく,マイナス面についての認識も深めて,情報の「蓄積」「編集」「保護」「信頼性」といった重要性も,知識としてでなく,体験的に教えるのが良いと思います。「情報活用」により仕事の方法や考え方,生活様式も変わって行きますが,基本は「自然や人間の持つアナログ的,有機的な側面と,人を思いやる心を忘れずに情報を活用する」と考えて,今後も教育現場や研究会活動の中で前向きに実践していくつもりです。全国の先生方とも情報ネットワークを通じて,学校教育に関する情報の共有と交換をお願いしたいと考えています。是非ともご意見をお聞かせ下さい。

年に2度の教員研修会。この回では授業をレベルアップするためのワークショップを行った。

年に2度の教員研修会。この回では授業をレベルアップするためのワークショップを行った。
▲年に2度の教員研修会。この回では授業をレベルアップするためのワークショップを行った。
【資料】最近の活動内容
 最近の流れは,最後の「大阪府私学教育情報化研究会の活動一覧」をご覧下さい。

  平成16年度は「公開授業キャラバン(3年目)」,「ICTプロジェクト・プレゼン甲子園(2年目)」,「情報アンケート(2年目)」,「教員研修サポート」を中心に活動し,6つの専門委員会の地道な活動と外部諸団体との連携活動が実施されています。最近の流れは,最後の「大阪府私学教育情報化研究会の活動一覧」をご覧下さい。平成16年度は「公開授業キャラバン(3年目)」,「ICTプロジェクト・プレゼン甲子園(2年目)」,「情報アンケート(2年目)」,「教員研修サポート」を中心に活動し,6つの専門委員会の地道な活動と外部諸団体との連携活動が実施されています。

●「授業公開キャラバン」

 大阪を中心にして,京都や兵庫の私学で情報機器を活用した授業を公開(事前に指導案をWebにアップ)し,授業見学と事前事後の意見交換(電子掲示板:VBBを活用)を通し,教員のスキルアップとネットワーク拡大を図っています。平成13年10月に開始し,平成17年1月第30回目実施(CEC,上月情報教育財団より助成)

●「ICTプロジェクト・プレゼン甲子園」
 高校生の情報化と国際化に対応できるコミュニケーション能力の開発・育成を目的にした実証研究です。5〜6校の生徒と多数の先生が会場校に集まり「考える,まとめる,話す,見せる,伝える」を多くの教員によるレクチャーとワークショップで創り上げていきます。参加教員の数が,生徒の数より多い活動です。第1回プレゼン甲子園テーマ「一日バス旅行」,第2回テーマ「一億円を世のため人のために使うとしたら」日本私学教育研究所の研究助成を受けた石部睦雄先生(大阪信愛女学院)を中心に展開しています。次年度も継続して助成を頂くことになっています。

●情報アンケート調査・分析(2年目)
 大阪の全私学に情報に関するアンケートを毎年依頼し,Web上に分析結果を公表し,各校の参考にして頂いています。

●平成16年度Eスクエア・アドバンス産業協力情報授業公開
 CEC(コンピュータ教育開発センター)の主催する公開授業に私立5校(上宮・飛翔館・精華・四條畷学園・羽衣学園),府立4校が参画・協力しました。ロボット・アニメCG・携帯電話などのテーマ,私学窓口(池田・米田)

●教員研修サポート
 「大阪私学教員10年経験者研修会」の企画,司会,グループ討論会のコーディネーターなど教員の資質向上に向けた企画と準備に協力しました。講演「学ぶ意欲とスキルを育てる」市川伸一(認知心理学者・スクールカンウンセラー),「ケイタイ・コミニュケーション」冨田英典(社会学者)「全国私学教育初任者研修会」の講師などコーディネーター:川崎・今井・岡本・村上・三村・成瀬,ゴーファー:市川,事務局:池田

●研究部門活動
「ICTプロジェクト」(石部・米田・香月)
「授業公開キャラバン」(飯田・長尾)
「システム開発部」(小林・村上):VBB・シンプルグループウェアー開発/Webデータベースシステム構築
「構内情報化推進部」(高橋・安井):グループウエアー活用
「国際理解・メデイア教育推進部」(辻・米田):学校間交流
「総合的な学習研究部」(林・山本・佐竹):プレゼンテーション・表現力開発
「情報教育研究部」(松本・岡本・今井):教科
「情報」等の研究/サタデーキャラバン
「高大連携・管理職研修部」(津田・川崎):役員研修/免許を取得したい大学生の受け入れ/学部生・院生のインターンシップ

■今後の活動方針・目指すもの
1) 「中等教育の情報教育・教育の情報化について研究・実践」
2) 「中等教育に於けるグループウェアの開発と活用など学校の情報化推進」
3) 「教員研修とワークショップによる資質向上」
4) 「新しい教員育成」教育実習の場所の提供,
5) 「大学や企業との相互連携」


■大阪府私学教育情報化研究会の主活動一覧
(平成14〜16年度)

平成13年
10月 授業公開キャラバン開始(〜現在第30回)

平成14年
3月 韓国情報キャラバン・視察:平成13年研究発表大会:講演「教科情報と教科書」(黒上晴夫先生),ネットワーク犯罪,「故郷の家」プロジェクト,出版社による教科書のねらい
5月 平成14年度総会:講演「来年度に向けて教科情報に今できること」(黒上晴夫先生),韓国インターネット教育事情(KERIS・韓先生)
6月 安全プロジェクト開始(CGP助成)
ICTEセミナーin岡山・関西大学(参加)
8月・12月 コンピュータ活用教育・教員支援研修:36時間インテル情報教育支援プログラム
11月 JEARN関西セミナー:2003国際会議の準備

平成15年
3月 平成14年度研究発表大会:講演「学校改革と教育情報化」(井上志朗先生),ウエーブ化学を利用した授業,大学の情報科教育法,総合的な学習の時間
5月 平成15年度総会:講演「教育の情報化が学校にもたらす新しい流れとは」(影戸誠先生),パネルデイスカッション「国際化と情報化に対応できる力を育てる」
5月 ICTプロジェクト開始(第1回プレゼン甲子園,松下視聴覚教育財団助成),
8月 iEARN国際会議inJAPAN:発表・参加
8月 夏季教員研修会:「プレゼン能力開発」
8月 安全プロジェクト:ハワイ,ニューヨークの高校生と交流
10月 教員研修サポート
第35回近畿地域私学教育研修会・教育情報化部会:講演「情報教育と総合学習をいかに連携するか」(田中博之先生),教科情報及びVBB(電子掲示板)を利用した総合学習のワークショップ
12月 冬季教員研修:講演「学校の情報化と教科学習の情報化」(井上志朗先生,堂之本篤弘先生)


平成16年
3月 平成15年度研究発表大会:講演「中高生のインターネットに関するトラブルの実態と対策」(大阪府警吉田忠美氏),校内情報化の現状と課題,ICTを利用した私の授業
5月 平成16年度総会:講演「教科情報の授業実践と情報活用能力」(関本正則先生),授業に活かせるなんでも相談室「教科情報・プレゼン・国際交流・校内情報化」
8月 教員研修会運営:大阪私学教員10年経験者研修会,全国私学初任者研修会・企画立案実施
10月 産業協力情報授業公開(CEC)協力・参画
12月 冬の教員研修会:講演「授業をレベルアップするためのワークショップ」(柴田功先生)
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