小学校 図画工作
小学校 図画工作

※本実践は平成20年度版学習指導要領に基づく実践です。
1.題材名
「ふしぎなたまご」
2.目 標
たまごから生まれてくるものを想像して、たまごの模様や生まれたものを絵に表す。
3.準備(材料・用具)
教師:たまごの形が印刷された画用紙、画用紙、色画用紙、紙テープなど
児童:クレヨン・パス、はさみ、のりなど
4.評価規準
<造形への関心、意欲、態度>
○たまごから生まれてくるものを想像し、イメージを広げて楽しく活動する。
<発想や構想の能力>
○たまごから生まれてくるものを想像し、そこからイメージを広げてたまごの模様を考えたり、生まれたものをかいたりする。
<創造的な技能>
○色、形、かき方を工夫して絵や模様をかいたり、用具を正しく使って材料を切ったり貼ったりする。
<鑑賞の能力>
○自分たちの作品を鑑賞して、色や形、表し方から作品のよさを感じ取る。
5.本題材の指導にあたって
本題材では、「たまごから生まれてくるもの」から発想を広げ、たまごの模様、生まれたものなど、イメージを膨らませて作品をつくる。
「たまごから何が生まれてくるかな?」と問いかけると、子どもたちからは、「鳥」や「恐竜」などの生き物だけではなく、「虹」や「宝石」など、様々な答えが返ってくる。子どもたちの発想を大切にして、そのイメージを表すために色や形、かき方を工夫することで、表現する楽しさを味わわせたい。
6.題材の指導計画
時 |
学習活動の流れ |
指導上の留意点、評価方法 |
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1 |
○たまごから生まれてくるものを話し合ったり考えたりして決める。 |
○子どもたちから思いついたものをあげさせて、発想が広がるようにする。 |
○たまごの線に沿って紙を切る。 |
○たまごの形の内側に名前を書かせ、線が印刷されていない方に色を塗るようにさせる。 |
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○たまごから生まれてくるものを考えて、たまごの色を塗る。 |
○生まれてくるものを想像し、たまごの色や模様をかくようにさせる。 |
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○たまごの割り方を考えて、はさみで切ってたまごを割る。 |
○縦、横など割り方を示して、生まれるものにあった割り方を考えさせる。 |
|
3 |
○たまごから生まれたものをかき、はさみで切り取る。 |
○画用紙に大きくかくようにさせる。 |
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5 |
○周りを色画用紙や紙テープで飾り、「生まれた」感じが出るように工夫する。 |
○飾りの色や形を考えて貼るようにさせる。 |
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7.本時の学習
①目 標
○たまごから生まれてくるものを想像し、たまごの模様をかく。
②学習展開(1時間目/6時間)
太字…教師の投げかけ
主な学習活動・内容 |
指導の工夫や教師の支援・評価の留意点 |
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○めあてを知る。 |
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たまごから生まれてくるものを考えて、たまごの模様をかこう |
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○配布された画用紙に名前を書く。 |
たまごの形が印刷された画用紙を配布し、たまごの中に名前を書かせる。 |
○線に沿ってはさみで切る。 |
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○たまごから生まれてくるものを考える。 |
○たまごから、何が生まれてきたら楽しいか、嬉しいかを考え、想像を膨らませる。 |
○生まれてくるものからイメージを広げて、たまごの模様をかく。 |
○生まれてくるものが決まったら、それが生まれてくるたまごをイメージして、模様をかくようにさせる。 |
○次時の活動を知る。 |