現代社会にみられる課題について資料を基に多面的・多角的に考察し、課題の解決に向けて広い視野からの構想をする学習を行うことができるよう、「チャレンジ公民」ページを設けています。各編で習得した知識や見方・考え方を生かし、他者との学び合いを通じて主体的・対話的で深い学びを実現できるようにしています。
身近な地域の抱える課題を考える活動や、生徒が将来について考えることができるような、社会参画をうながすための手掛かりとなるページとして「明日に向かって―私たちの社会参画―」を設けました。18歳には成人となり選挙権を持つことを見すえて、主権者として社会のなかで自立し、自らの人生を主体的に切り拓く力を身に着けるための教材を多く取り扱っています。
持続可能な開発目標(SDGs)については、巻頭1-2にて17の目標を示すとともに、関連する内容を第1編から第4編までの学習の随所に登場させており、教科書全体を通してSDGsについて考えられるように工夫しています。