学び!とシネマ

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世界の果ての通学路
2014.03.27
学び!とシネマ <Vol.96 EXTRA>
世界の果ての通学路
Webマガジン編集部

フランス発、地球を通学路という観点から捉えた驚きと感動のドキュメンタリー!
長く危険に満ちた通学路を行く子供たちの姿から、地球の今と未来が見えてくる―

あなたは信じられるだろうか。
学校へいくために15kmのサバンナを命がけで駆け抜ける兄妹がいることを。

 『オーシャンズ』『皇帝ペンギン』『WATARIDORI』など、世界最高峰のフランスドキュメンタリー最新作が届きました!
 地球上の全く異なる4つの地域の通学路に密着し、数十キロの危険な道のりを通して、未来を切り開こうとする子供たちの姿をとらえた本作は、雄大な地球の姿に魅了されながら、子供たちの学習に対する高いモチベーションと、その意志をサポートする家族の愛と勇気ある決断に胸を打たれ、激しく心揺さぶられる感動のドキュメンタリーです。
 スイスのロカルノ国際映画祭での大絶賛を得て、本国フランスではディズニーが配給、動員120万人を超える大ヒットを記録しました。監督は、12年間に渡ってケニアに通いつめ『マサイ』(05)を撮り上げたパスカル・ブリッソン。自然と調和する人間の姿を追ってきた監督ならではで、人はなぜどんな環境でも学ぼうとするのか、その本質と意義に迫ります。

ストーリー

(c)2013 – Winds – Ymagis – Herodiade

 ケニアの15kmものサバンナを、命懸けで駆け抜けるジャクソン。
 360度見渡す限り誰もいないパタゴニア平原を、妹と共に馬に乗って通学するカルロス。
 モロッコの険しいアトラス山脈を越えて、女友達3人と寄宿舎を目指すザヒラ。
 幼い弟たちに車椅子を押されならが、舗装されていない道を学校に向かうインドのサミュエル。
 これは命懸けで学校に通う世界各国の子供たちの通学路に密着した、驚きと感動のドキュメンタリー!

◆次回Vol.96にて、この作品のコラムを掲載します。

2014年4月12日(土)、シネスイッチ銀座ico_linkほか全国順次ロードショー!

『世界の果ての通学路』公式Webサイトico_link

監督:パスカル・プリッソン
原題:‘Sur le chemin de l’école’
2012/フランス/77分/ビスタ/カラー/5.1ch/英語&日本語字幕
字幕翻訳:チオキ真理/G
製作協力:OCS フランス5 ユネスコ エイド・エ・アクション
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
協力:ユニフランス・フィルムズ
提供:キノフィルムズ、KADOKAWA
配給:キノフィルムズ
(c)2013 – Winds – Ymagis – Herodiade